2012年12月21日、千葉県大網白里市の山林955ヘイベ購入
私道を除く使用できる面積は凡そ250坪
購入当時のイメージは全面笹竹だらけで、高い樹木は有るには有ったんだろうが、笹竹で迷路遊びが出来るような環境。
画像はその頃のイメージ
冬になると西北の風が7m/s で、大網駅方向から田園を駆け巡り吹いて来る。
これではたまらないので、2Ton車のダンプカー27台の残土を搬入した。
残土の使用目的は防風林ならぬ、防風山を造る事です。
残土なので、土の代金は無料であったが、運びチンとして少し支払いした。
この残土の中には、驚くべき人間の生活ゴミが含まれていた。
鉄パイプ、ガラスビン、乾電池、プラスティックゴミ、コンクリートガレキ、などなどなどなど。。。
これらをビールケースの様なものを使って選別し、どうにか通常の土にした。
労賃を考えれば、山土を購入した方が良かったと思えるが、退職後の時間持ちと、筋トレがてらコツコツと山造りを開始した。
一輪車とスコップしか使わないので、エジプトのピラミッドを作った奴隷の人達と同じ事を延々と行った。半年から1年近くかかったかも知れない。
そうして出来た防風山がこれ。
下の画像の背景が山だが、残土で盛り上げた山はシラカシが倒れる前で、当時の画像は無い。
下の画像は2019年12月16日に撮影、検査棒(2m5m)を立てて撮影した。
伐採した枝を積んだだけなので、いずれ沈下するが現在の積載高は3m以上。
真冬の北風 7m/s で吹き飛ぶか、防風するか楽しみ。
下の画像は背景のシラカシが倒れ木陰が無くなって、暑くてたまらないので寒冷紗を置いてみた。
小さな巣箱は何も入っていない。
下の画像は防風山の全景色
笹竹を全て刈り取ったので、あとにはアオキが大勢を占めて育ってしまった。
この頃は2014年で、上の様なイメージであったが、このうっそうとした林は2019年の春まで続いた。
これまでは日本みつばちの事に関心が無かったので、この林に入ると内部の秘密基地だけ、寛げる状態で、近隣からは樹木で内部がまったく見えない状態にしていた。
まるで、ジャングルだ。
2019年5月に初めて待ち箱を作成しだしたが、同時にこの林を蜜源レストランにするように決めた。
まず、林の中にある樹木の名前を調べる事から始めた。
多くはヤフーの知恵袋で皆さまから、教えて頂いた。
ネット検索で蜜源リストと照合しながら、蜜源でないか、蜜源効果が小さいものは、バッサリと取り除いた。
蜜源か否かで、決着をつける事には疑問も有ったし、蜜源の評価と言っても確定的なものでは無い事は承知していたが、決め打ちしなければ先へ進めない。
この辺りは日誌の最初の頃と記述が重複しているが、、とにかく伐採した。
取り除いたのは、アオキ・タブノキ・エノキ・ヤブニッケイ・シロダモ・ニワトコ・ムラサキシキブ・ムクノキ・コナラ・クワノキ・キンモクセイ・モチノキ等。
これらは成木だったので、当然樹高は高い。
全体的はイメージとしては、敷地の北側には常緑樹を配置し、南側には落葉樹を配置とした。
それらを蜜源植物で達成する方針である。
例外として、余りにも大きくなりすぎた、シラカシ4本と檜1本が蜜源ではないものの、北側に自生していたり、木陰を作っていたので許容した。
林の西北に有った直径1mのシラカシが2019年9月9日の台風15号で倒れた。
せっかくの木陰がこれで一瞬に消えた。
倒れた処が防風山であったので、結果としては防風山が3mであったのが5m位に高くなった。
自分で伐採した後に台風で倒れたので、結果として南側からは多くの成木が消えた。
しかしその後、パイオニア植物の、欲しかった蜜源植物が嬉しすぎる程芽吹いてきた。
カラスザンショウ・アカメガシワ・ヌルデ・タラノキである。
その結果が本日の蜂場である。
来年の夏には若木が少しは大きくなって見られるようになって欲しいと思っている。
現在の蜂場の画像は今までの日誌と同じで、余りにも開放的で何もない様に見えるが、大きく変容するだろう。