黄色いくちばしさん、おはようございます。
通常の健全な群は今の時期だったら分蜂に向けて増産体制で蜂球も大きく育ち、花粉搬入もすごい勢いですが、中には餌不足が原因でジリ貧の群もあります。
● 11月の段階で巣脾が露出して、巣箱を持ち上げてみて悲しくなるほど軽い場合
● 何らかの事情で秋に入居があった時(例えばオオスズメの襲撃で逃げてきたとか)
● 1月の厳冬期に巣脾の隙間に少数の蜂が辛うじて身を寄せ合っているような危機的段階、(底板に死骸が山に積もっている)
このような時に緊急給餌をします。春にギリギリ間に合わなくて消滅してしまう群もあるので、そんな時の援護射撃によって群を救うこともできます。そのような群は残念ながら分蜂はせず、盛り返すことができれば遅めの分蜂を5月6月にする場合もあるし、もう一年同じ群で仕切り直しすることもあります。そのきっかけとして給餌をしますが、あくまでもきっかけでやる気を出させ、あとは自分達で群を盛り返すように見守るようにしています。
具体的な糖液の濃度について、他の方のアドバイスでは違いがありますが、その判断は難しいところです。ミツバチは1月から、比較的温かい日には水場に給水に訪れます。これは寒さで結晶化した貯蜜を戻すためとも、育児のために貯蔵してある固形の蜂パンを蜂蜜とブレンドして幼虫に与えるために必要とも言われます。つまり貯蜜は発酵しないように糖度を上げるために濃度を濃くして蓋がけをしますが、実際に使うときは水と混ぜて使っているのではないかと私は感じます。必要に応じて水分を自分達で調整しているのだと思います。したがって、与える糖液が濃すぎれは薄め、薄ければそのまま使うというようなことをしていると思われますので、ドンピシャの濃度でなくても自分達で何とかしてくれると思います。
餓死(凍死)寸前の群の場合は給餌器へ降りるのも大変で、餌に気づいてくれない場合もあります。そんな時は、餌を入れた容器を高い位置に設定し、蜂がすぐに乗り移れるように容器を近づけてあげるとすぐに吸い始めます。お刺身のトレーをサイズに切ってポンチで穴を開けて浮かべてあげると落下して溺れる心配がありません。割り箸や枝などを浮かべる人もいます。
これはスノコの上に空箱を置いてそこに餌を置く給餌の仕方です。匂いがすれば蜂が上がってきて食べ始めます。継続的に給餌する場合はこの箱の側面に扉をつけてあげると餌の入れ替えを短時間で行うことができるため、巣箱が冷えるのを少しでも抑えることができます。
通常の巣箱のビスを外して蝶番に付け替えればすぐにできます。
最後に水場についてですが、氷が溶けてやっと水が吸えるようなところですと、蜂の体が冷えて巣まで辿り着けない場合もあり、私はメダカの水槽で給水させています。メダカが凍らないように最低温度で僅かに加温するためのヒーターを入れてあるので、真冬は水面から湯気が立ち上ります。もちろん自然界では温水が湧き出ているような場所は無いので過保護かもしれませんが、メダカを温める(と同時にクレソンを栽培)ついでにたまたま蜂がこの場所を見つけて和んだ・・・という話ですが。
給餌するのは砂糖液が一般的ですが、ハチミツが最良です。けれど他群からの盗蜜の危険があるので最も危険な方法です。
果実液ですが、ほとんどの果実は糖度10度くらいなのでそのままでは薄すぎて適しません、似たようなもので果実缶詰工場の廃液を給餌してハチ群を全滅させてしまった事例があるそうです。それは果実の栽培中にかけた農薬(ネオニコチノイド)が残留していてハチが消滅したとの事です。
またシロップや果実液などを給餌して採蜜すると果実の香りのする蜜が採れるとの事で「第3の蜂蜜」などという実験も行われているのですが、発想は面白いんですが花から集めたものとの比率が問題で、果実液だけを蜜にするのなら出来た蜜はとんでもない値段でないと採算が取れないでしょう
そして給餌は貯蜜がなくてハチが餓死しそうな時に行うもので、巣箱の重さで判断するのですが、貯蜜があるのに給餌すると反ってハチの負担を増やしてしまい、ハチのためにはなりません、また純粋蜂蜜ではなくなってしまいます。給餌するとワンワン出てきてハチが元気になった様な気がするんですが実は逆になります。
また冬の寒いなかでの給餌もハチの負担を増やしてしまうのでハチにとってはありがた迷惑と云えます。私の考えでは初霜の降りる頃までには貯蜜が足らなそうなら給餌を済ませて越冬出来るだけの貯蜜を確保してやるのがいいです。
これから分蜂によって働きバチの数がどんどん減っていきます。
その前準備として働きバチを増やすお手伝いが必須です。
今、貯蜜はどれくらいありますか?
スカスカなら早速給餌と代用花粉(花粉パテ)を与えてください。1:1の砂糖水が一番安心ではないでしょうか。変な蜂蜜の残りとか使わず、砂糖水で良いと思います。私は、100円ショップで売っている氷砂糖(国内産)も一緒に入れてみたりしてます。これがよく食べてくれますよ。
花粉パテは、花粉搬入が盛んになってきている時期ではありますが、花粉が足りていなければ食べてくれますし、足りていればあまり減りません。
ですから、それを見極めるには良いと思います。育児枠で花粉を貯めておくと、その領域は少なくともそこにはずっと産卵できないわけで、その分個体数が増えにくくなります。そういった目線で私の経験では、働きバチを増やすパワーアップ効果があると思います。分蜂を控えたこの時期、お勧めします。
はっちゃんさっちゃん
千葉県
初めまして。名前の最後に「さん」はいりません。打つのが大変だから「はっちゃんさっちゃん」でお願いします。6年目の初心者ですが、どうぞよろしくお願いいたします。
2023/3/19 08:55
ハッチ@宮崎
宮崎県
昭和59年10月4日、人家の壁内に営巣していた日本みつばち群をラングストロス(巣枠入り)巣箱に収容して以来、飼育を継続しています。翌昭和60年の春からは生態比較...
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T.Y13 群馬の山さん
群馬県
時々話題になるダムの近くです。
2023/3/19 21:21
ポチ
長野県
会社員 男性 妻子有り
2023/3/18 22:07
ブルービー
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昭和29年、福岡県京都郡みやこ町生まれ。(現在もみやこ町在住) 令和2年に二ホンミツバチさんが2群来てくれ、養蜂開始 ユーザー名は、ブルービー(幸せの青い蜂:ナ...
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kro
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2015年から始め、ビギナーズラックで捕獲した群も、結果的に逃亡全滅し1年浪人しました。2017年は、待ち箱7箱に増やして頑張っていました。あれから日が流れ、今...
2023/3/20 22:25
黄色いくちばし
茨城県
定年退職後茨城へ移住して自宅庭において趣味で養蜂を楽しんでいる ・・・・1948年生まれの爺です
黄色いくちばし
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