本日今年初の内見をしたところ、12月に比べて蜂数がかなり減りました。初めての養蜂で原因や対策がわからないのでどなたかアドバイスいただけるとありがたいです。

ハチミーさん　こんばんは。

過去の飼育日誌がなく、重箱の構造や今までの経過が不明なため情報量が足りません。せめて飼育場所や外観がわかる画像が欲しいですね。愛知県なら随分温かいと思いますが･･･。

ざっくりとした感想です。⓵蜂数減少が激し過ぎます。②この時期は子育てがスタートしています。③新しい巣板形成(子育て)を行っていません。④巣箱内の亡骸は正常値内です。⑤巣門付近の状況もアカリンダニ感染の疑いは薄いです。

想像しつつ、女王蜂の寿命や急死ないし体調不良による産卵が無い状況と思います。蜂数が減少し過ぎると産卵(保温)できません。

そもそも秋に日本蜜蜂の飼育箱を移設するような事は、積雪が多すぎるとか、蜂場終いなどのやむを得ないかぎりしません。移動距離や移動方法なども含めて、この状況を購入先にも連絡されましたか？。

お近くに師匠さん(飼育の熟練者)や飼育している方々はいらっしゃいますか？。飼育場所や飼育管理が問題の可能性も否めません。

まずは、身近や周囲の状況を確認して欲しいです。そして、わからないのであれば最寄りの家畜保健衛生所に連絡してくださいm(_ _)m。

ハチミーさん

こんにちは^_^

蜂数減少お見舞い申し上げます。

見た感じではアカリンダニ感染と思われます。家畜保健衛生所で検査をしてもらえれは良いのですが。私の巣箱も一月始めに徘徊や下痢の為連絡しましたら、「鳥インフルで忙しいから行けない」と言われてしまいました。なので、アカリンダニ感染として手を尽くしました。結果的に消滅しました。

群が弱ると盗蜂が来ます。そこでアカリンダニを拾い巣に持ち帰ります。周りに広がらないように気をつけました。

お大事にしてください。

ハチミーさん　こんばんは。

どじょッこさんも言われている様に今までの情報、写真がないので皆さん回答にこまっていると思われます。

出来るだけ状況写真を添付してください。

群れが減少傾向にあると・・すぐアカリンダニを疑いシローと療法はしない方が良い様に思われます。

蜜蜂の行動がおかしいと思ったら、家畜保健衛生所の方に相談されてください。

ミツバチを飼育する以上蜜蜂の行動は出来るだけ観察、動画、写真撮影で記録に残しこれからの参考にされて下さい。

もう少し情報をお願いします。

こんばんはー

まず可能のある事を並べます

Ⅰ.ダニ、ノゼマ等の何らかの病気

Ⅱ.女王の産卵不調(農薬、老齢、ウイルス等)

Ⅲ.貯蜜不足による飢餓状態

まず知っておくべき事

①この箱は何段仕様でしょうか？

②下痢ってどんな感じでしたか？

大量の下痢で巣門や外壁を病的なほど汚していますか？

④貯蜜層の打音はどうでしょうか？

この箱をぶら下げて軽いでしょうか？

⑤蜂の腹部は膨張していませんか？

⑥暖かい日中巣を離れ歩く蜂は見られましたか？

⑦私が普段からしている作業は写真撮影するときは必ず箱の外観内観、死蜂行きている蜂の動く動画、巣門で出入りの羽音を観察、巢屑は一旦持ち帰り白いトレーに広げて良ーく観察する

私はかなりマニアックなタイプなのか？皆さんもそうされているのかは不明ですが…

(箱内)

⚪︎拝見した感じ巢板はとくに下痢では汚れていないように見受けられますが…ノゼマの場合末期症状では巢板と外壁にも下痢が付着します

ダニ寄生は外壁を下痢で汚しますね

⚪︎産卵はされていませんね…

⚪︎老齢蜂だけでは無いように見えます

⚪︎一応比較的新しい巢板には蜜蓋はかかっていますが…貯蜜量は如何でしょうね？足りてますか？

今年は寒波が遅い時期に2回きましたからね…寒い地域では底板や巣門前に死蜂が少なからずいます(^^;;

暖かい地域なら死蜂を暖かい日に運び出す作業をするのですが、あまりにも寒いと運び出す間に寒冷麻痺になって自分達の命が危うくなりますから、近場に(巣門前等)ポイ捨てする事が多いんです

それまでは底板に死蜂は放置していますよw

そうそう似たようなお弟子さんの箱と私の箱の内検写真↓

↑やや貯蜜不足、農薬の暴露の影響女王蜂が産卵低下

↑農薬暴露による女王蜂産卵低下、巢板の伸びも非常に悪い

２週間ほど前に試験的に温糖液と花粉パテを給餌した事により、やや活性化

コレは女王の産卵不調だと判断した群です

原因は色々ありますが私のお弟子さんと私の群に関してはダニやノゼマではありません

大きな原因は農薬の影響を受ける場所へ箱を置いている為、女王蜂が産卵低下を起こしていると思われます

お弟子さんのこの箱は田畑の真ん中、私のこの箱は真横に農薬大好きなお隣りさんが大量の除草剤を週に2回散布している

私の場合敢えてこの場所へ毎年箱を設置し毎年農薬の影響がどの位あるのか？どのようにすれば軽減されるのかを調査しています

今年の群は私が農薬を軽減させる処置を試した為比較的まだマシな方ですが、それでも産卵は良く無いです

私なら…このご質問の箱へ

①死蜂を回収し家畜保健所へ検査依頼するかor自分でダニとノゼマの検査を手っ取り早くしてみる

②とりあえずスノコの上から食べ切れる少量の温糖液(砂糖1.5:水1よりも少し薄め)と少量の花粉パテを給餌し蜂に刺激を与え産卵を促して見ます

毎日食べ切れる量の給餌をし食べなくてなるまで与えて見ましょう

給餌入れにカイロ等を貼り付け温糖液を給餌↓

この時期暖性給餌は産卵の刺激をする事は無く

産卵の刺激をする即効性給餌です

給餌の時　巣門はトリカルネット等で狭め夕方などに給餌をする事で盗蜂予防となります↓(寒い地域だとこのように巣門の前で寒冷麻痺で死蜂)

まぁ一応良くある下痢の原因を記載しますね↓

(下痢の原因)

①排便が結露で垂れたように見える

健康な群でも比較的暖かい日にみつばちは脱糞の為に巣から出てきます

寒い地域ほどcolonyの近くで脱糞をする事が多いです

(対処方法)

糞害対策白い大きめの布を巣箱付近に張る

白っぽいモノを好んでとまって脱糞する為目立つように白い大き目の布を干すor張る事で他の場所を汚す事を軽減します

②ダニ

↓たむろ蜂　腹部膨張等

ダニ寄生により機能低下する事で下痢箱の周辺を汚し徘徊蜂たむろ蜂、死蜂、Kウイング等が出ます

(対処方法)

まずは症状が出る前に予防する事が重要です

発症してから対処すると倍以上の手間がかかって面倒な事になり、リカバリー出来ても元巣はダニを引き継ぐ事となり、結果ダニとは長いお付き合いをする事になりますので、元巣と他の巣のダニ予防を入念になさって下さい

③ノゼマ病

ノゼマ微胞子虫の寄生による機能低下する事で下痢箱の周辺を汚し徘徊蜂たむろ蜂、死蜂、Kウイング等が出ます

ノゼマも2種類あり、それぞれ性質の特徴が異なります

腸を抜き出して色を確認するのも良いけど、確実なのは矢張り中腸のスメアをギムザ染色し400〜1,000倍で鏡検すれば確実に判定可能↓

経験上春と秋に良く見られます

秋に感染したモノは気候にもよりますが、蜂数が少なければ凍死colonyの崩壊に繋がります

春に感染したモノは自然治癒できるモノもある

全てはタイミング次第です

(対処方法)風通しの良い箱、箱の設置前に消石灰等

日本国内に於いて特に治療薬は無い

④他の感染症

みつばちは土に近い生物である事から様々な弱毒〜強毒までウイルス等感染症を持ち込みます↓SBV

今の時期に外に便を沢山しますが　巣箱内に垂れてる下痢を見るとダニの可能性がありますね

ハチミーさん　こんばんは。随分減ってますね。とても寒そうです。。。　先ずは、今やれる事を羅列してみます。
①管轄の畜産保健衛生所に連絡して、ダニやウィルスを疑って、検査をして貰う。その際に、状況を克明に言えるようにしておいてください。
②この蜂数では、蜂球の温度が保てませんので、保温する。外壁を保温材で覆って温める。底板に、電動の保温シートを敷くか、充電式カイロを置くかして、せめて、夜の寒さだけでも凌げるようにする。
③箱を持って、軽いようなら、蜜不足を考慮して、すのこで給餌をする。

取り敢えず、即①～③を行い、①の検査後、陽性なら、またそれ用の対応・対策を考える。保健衛生所の職員に指導を仰ぐのも大事です。

ハチミーさんの群の現状から、何か解るかも知れないと、確認してみました。

内壁に付着している下痢便は、具合の悪い蜂の下痢便のようです。

翅が縮れているような気がします。

この娘は、翅がよじれているかも。閉じないのも問題有り？

さらに同じ画像ですが、巣房の中に、羽化寸前の蜂が見えてるのか？または、寒くて凍死寸前のまたは、凍死した蜂の頭が見えているのか？　黒光りして居るのは、蜂の目に見えます。
それを踏まえて巣板を確認したら、この巣板は、上の方まで、削った箇所に死蜂？が潜っています。

ＰＣ画面でアップにすると判りますが、上まで蜂の頭が見えてます。
底板に巣屑と死蜂が居ましたか？この潜っていて、頭だけ見えてる蜂を落としてるのではないでしょうか。
・羽化寸前だったけど、守る蜂も居ないし、温度も上がらないので、死んでしまったまま巣房に入っている想定。
・隙間の奥の方にお尻？が出ているかも知れない様子とも受け取れます。その場合は、温度が保てず、働き蜂が巣房に潜って凍死している想定。
※この蜂数と巣箱の広さから考えると、蜂娘達の周辺は、温度が保てるかどうかの微妙な温度まで下がってると思います。

蜂場の様子等も解らないので、見える写真の範囲で考えましたが、兎に角、①～③は、直ぐに実行した方が良いと思います。

今後の心得としてのアドバイスですが、１２月の内検の次が３月下旬では、万が一、群の不調やダニ寄生等が発生しても、対応が手遅れになりがちです。３か月あれば、消滅している場合も在ります。
何群もの飼育をして、自然に任せる飼い方をされるのでしたら仕方ありませんが、大切な虎の子の一群を長く飼育して行くのであれば、冬場でも、内検は必要だと思います。
気が荒くて、刺されやすいとか、巣箱内の温度を下げてしまうとか、難点も在りますが、防護服を完全装備にして、最低限の作業をサッと終わらせるようにしてでも、巣箱内の蜂の状態は、目視する方が良いと、私は思います。
健全な群であれば、少しくらい巣門を開けて、写真をパチリと撮ったとしても、それで病気になる事は在りませんが、ダニ寄生やウィルス感染で具合が悪くなり、激減している状態が高じれば、手遅れになって、取り返しは尽きませんものね。
私は昨年、家庭の事情で仕方なかったとは言え、、、外勤さんが飛んで居るからとは言え、、、Ｋウィングの蜂が飛び交うまで、内検できませんでした。その結果、激減を止める事が出来ず、ダニ寄生で１群消滅させてしまいました。
その反省を元に、今季は、早期発見早期治療を心がけています。人間も蜜蜂も、不調は苦しそうで、気の毒ですものね。。。（●＾o＾●）
もう少しで、暖かい春が来ると思います。女王の不調でなければ、増蜂も在り得ます。対応が間に合うようにお祈りします。