Question

日本蜜蜂飼育初心者です。初めての質問です。

今年5月に分蜂群が入居しました。

順調に巣が大きくなり7月上旬には重箱3段に育ちました、

7月21日に底板に蜂が50匹くらい固まっていて様子を見ると

中心に女王蜂が死んでいました。

無王群になったためか？8月10日時騒ぎが起き、

日に日に時騒ぎと言う範囲でないほど蜂たちが飛び回りました。

無王群になり1～2ヶ月の運命と思い知り合いの山に移動しました。

すると、3ヶ月経っても4か月たっても蜂たちは元気にしていて

現在は巣が見えないくらい塊になっています。

女王が死んだのは明らかなので、新しい女王が準備されていたのか？

と考えますがそのようなことがあるのでしょうか？

Answer 1

猪鹿蜂さん　こんばんわ

はじめまして、今後ともよろしくお願いいたします。女王蜂の寿命は概ね3年程度と伺っております。また、女王蜂が死期が近づくと後継女王を準備するとも聞いたことがあります。女王蜂の死後、4カ月も経っても元気な群れなら後継女王が無事、引き継がれたのだと思います。

本当に良かったですね。

Comments

papycomさん

早速のご回答ありがとうございます。

お腹の細長い周囲の者よりも大きい蜂に多くの蜂たちが群がる光景は、亡骸を愛おしむ健気な姿でした。無王群になった行く末を見守っていましたが、何だか様子がイメージと違うので質問投稿しました。

良かったです。自身の最期を察知して後継者を育てる蜂たち凄いですね。

これからもよろしくお願いします。

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この状態は王台が出来て新女王が誕生したのに旧女王が残っていたのでケンカになり、どちらかの女王が死んでいたのではと思います。

女王の老化と云うこともあると思いますが、老化していなくても雨の日が何日も続くと分蜂群が出られずにいるところで新女王が羽化してしまうとケンカになって多くは旧女王が殺される事もあります。

その後の時騒ぎが大きくなったというのはちょっと分かりません、あるいは新女王になって産卵が活発になり、たくさんの働きバチが生まれたのかも知れません、ただ時騒ぎをするのは新バチばかりではなく古いハチも出るようです。

女王バチが死んでいるとご心配のように無王群になる事もあります。その場合は２～３週間するとハチの体が黒ずんで産毛もなくなるのでテカテカしてきます。羽化したばかりのハチは白いので、このような黒いハチばかりになれば無王群です。

Answer 2

猪鹿蜂さん、女王蜂は自然交代しますがその形態には、王台の作り方に2つの方法があり、通常の分蜂時や夏分蜂時もそうですが、巣板最下部に作られるごく普通の形の王台を作る場合と、旧女王が急激に衰退して亡くなってしまったときは、通常の働き蜂巣房の1つを選び出してそれを　“変成王台”にして普通の巣板途中から飛び出した形の王台を作りだす場合もあります。

この変成王台を作る習性を利用して、人工的に群れを分割する方法もあります。ニホンミツバチはセイヨウに比べて変成王台を作りにくい、という事が良く言われますが、時期と群れの状態を見極めると、そんなに難しい事ではなく成功する事が多いです。

いずれの場合も、新しく産まれた女王が、交尾の為の飛行に出て、たくさんのオスと交了できると強勢群に育つのですが、何らかの事故に遭い、失われてしまうと無王群になってしまいます。

Comments

nakayan＠静岡さん

貴重な情報、知識をありがとうございます。変成王台が作られること理解しました。女王が仲間の中で寿命が来た場合は、無王群にならないような動き・システムがあるのですね。

勉強になります。

これからもご教授お願いします。

Answer 3

猪鹿蜂様　とても良い結果に成ったと思います。女王蜂が、寿命を迎える際に次の女王蜂に世代交代する事が報告されています。しかし、二ホンミツバチの場合は稀な事象で、女王蜂の死と共にすが衰退して、長くて４か月で消滅してしまいます。

今も元気な群れであるという事は、女王蜂の交代が順調に行われたのだと拝察いたします。

大事に育ててあげてください。山に移動させたのが良かったのかもしれませんね。その時期だと里では、燕が蜂さんを狙って飛び回っていますので、女王蜂が捕食された可能性が有ります。山の中だったので燕の数が少なく無事に交尾できたのではないでしょうか。素晴らしいです。

Comments

ブルービーさん

情報を有り難うございます。

日本蜜蜂に稀な女王蜂の変成王台による交代を経験出来たことと共に、消滅しなかったことを大変うれしく思います。

大事に見守っていきます。