8月中旬となってそろそろスズメバチを見かけるようになりました。一般的によく見られるスズメバチは、オオスズメバチ、コガタスズメバチ、キイロスズメバチ、ヒメスズメバチらしく、現在実施中の対策は次の3点です。考え方はこれで良いのでしょうか、種類毎の個別対策と共通対策についてお教えください。
①ペットボトルトラップの設置【全スズメバチ】
巣箱から7~8m離れた木に酒+酢+砂糖を入れて設置しています。4~5月にはオオスズメバチとコガタスズメバチの女王蜂が25匹近く入っていました。巣箱に近すぎるとかえって呼び寄せてしまうように思います。最短距離はどのくらいまでが妥当なのでしょうか。
②巣門の調整【全スズメバチ】
巣門厚み:30㎜、杉材、巣門高さ:6~7㎜としています。厚み30㎜でもスズメバチは巣門をかじって侵入するものでしょうか。
③粘着シート【オオスズメバチのみ?】
囮の出す匂いに集まってくるオオスズメバチには有効らしいのですが、他のスズメバチにも有効なのでしょうか。後述のヒメスズメバチをくっつけて観察中です。
④巣門を金網で覆う必要性?【全スズメバチ?】
Q/A内を拝見すると新型鉄製台の巣門正面を金網で覆われている画像を見かけます。私見ですが、みつばち達が帰巣する時には巣門前の滑走路から巣門に滑り込むように入って行き、発巣する場合は巣門上部を逆上がりする格好で飛び立つ場合と滑走路から飛び立つ場合があるので金網の設置はみつばち達の素早い行動を阻害することになってスズメバチの被害に遭いやすいと思います。なので②の対策で十分ではないのでしょうか。
⑤放置?【キイロスズメバチ?】
単独行動で、一匹ずつみつばちを捕食し被害は少量、アブやトンボと同等にあきらめ気味、見かけたらタモかラケットで捕殺予定です。
8/17捕獲:木の枝辺りをホバリングし時折り枝葉の下に潜り込むことを繰り返しながら次第に巣箱に近づいてきたのでタモで捕獲しました。これは体長が32㎜でした。顎の上側の黄色い山形はオオスズメバチと同じ形状ですが、額中央に模様が無く、尻尾の辺りが黒いのでヒメスズメバチのように思います。