海外から侵入したであろうアカリンダニによって、ニホンミツバチに被害が出ていますが。いつかはアカリンダニへの耐性個体群が出てアカリンダニ被害が徐々に収まってくるのではないかと思っています。そう考える理由もあります。
1.人間が捕獲している群以外に、人間の庇護が及ばない野生群がアカリンダニからの攻撃から選抜をかけられ続けている。
2.アカリンダニ対策が(人間から見たら)簡単そうに見える&ニホンミツバチも全くアカリンダニ対策につながる行動をとっていない訳ではない。
※若蜂が、自分の胸部の毛を、中脚で「ごしごし!」とこまめにグルーミングする事で、ミツバチの体外を移動するアカリンダニを取り除く。セイヨウミツバチとニホンミツバチでは、この若蜂による自己グルーミング行動の頻度に倍近い差がある(玉川大学の講演にて)。
3.かつて大陸のどこか(うろ覚え)でアカリンダニ被害が大発生したらしいですが、大陸のトウヨウミツバチは絶滅などしていない。
しかし、これは僕の楽観的な妄想です。
ニホンミツバチ飼育を続けていて、「かつてアカリンダニ被害が酷かったが、対策などしていないのに最近は被害が減り始めている」、「地域にアカリンダニが発生してから、数年間分封群を捕獲できなかったが、近年また分封群が捕獲できるようになった」というようなご経験がある方、おられませんか?