我が家の唯一越冬群の雄蓋落下を確認してから24日目となっても分蜂しないまま(予定日を5日も過ぎて)心中穏やかでない日々を過ごしています。四つの待ち箱には相変わらず数匹〜数十匹の探索蜂が居るものの本隊は発出する気配がありません。最有力候補の玄関前待ち箱ではどういう訳か飛来するミツバチと巣篭りしているミツバチ同士がくるくると回転しながらバトルを始め待ち箱の下いちめんは死蜂の山となってしまいました。遅れたキンカンの剪定をしようと脚立を設置するとどこからか羽音が聞こえたような気がしたので我が家の越冬群を確認したところ普段通りの平穏な様子、気のせいかと剪定場所に戻ると50~60mほど離れた近隣の神社方角から蜂雲が近づき昨年から設置したままの遮光ネット分蜂集合場所に蜂球ができました。
ハウスの骨組みに重箱を置いて移動させる作戦でした。
おおよそ1/3が重箱に移動した頃俄かに羽音が賑やかになってきたかと思うと見る間に蜂球が崩れ空中に飛散していきました。その蜂雲は現自宅周辺に設置してあった三つの待ち箱方面に向かわず東の空を目指ていました。その後を追いかけると旧自宅に設置していた待ち箱の上で蜂雲が旋回しているのを発見しました。その動画は以下のURLをご覧ください。
3分45秒辺りから数秒と4分45秒辺りから30秒ほど女王蜂の姿も確認できました。出たり入ったりするので一時は心配していましたが最後には巣箱の奥に消えてくれ安心できました。
以下は一瞬捉えた女王蜂の姿です。
画面右の方のひと際艶のある腹部の姿が女王です。
昨春に自然に帰った一群のDNAが戻ってきてくれたと信じてやみません。