自宅には 越冬群2群、新規分蜂群3群、計5群がいます。 今は自宅(庭や畑)にも花が多く、5群共盛上げ巣を造巣するほど好調ですが、周囲は平地で田んぼが広がり、1.2km先には 100群規模の洋蜂の蜂場があるというハンデがあって、群数が増えた場合には 自分が面倒を見れる距離の場所に何群かを移設転居させることを考えていました。
直線距離で2.5kmの親戚に和蜂の保護活動への協力を快諾してもらい 『巣箱設置協約書』を締結することができました。 それに基づき、昨晩 2群+シェルター巣箱(空)1基を移設しました。
移設した群は、共に新規分蜂群の「A4群」(最近盛上げ巣造巣開始)と「A5群(合体群)」です。
昨晩20:00に まずA4群の4段目の下側にプラ段をあてがって密閉。 軽トラの荷台前方の下とキャビン裏側に布団を置き、下には横に板を渡して その上に巣箱2つを並べて置きました。 巣箱の揺れを抑制するため、2つの巣箱をロープできつく結んで その後全体を少し緩く荷台のフレームにくくり付けました。
移設先には予め台座を設置し、屋根も持ち込んでいましたので、巣箱を積んでプラ段を抜き取り、屋根を乗せ、巣落ち無きことを確認して完了となりました。
交通量の少ないルート〔3.8km〕を低速走行しましたが、家を出てから移設後に巣落ちの有無を確認し 巣門を開けるまでは、ハラハラ・ドキドキでした。 ⇒ 幸い2群共無事でした。
A5群の巣脾下のハンモック(すだれ)は、優れた免振構造であり、恐らく蜂数が多くて巣脾下にハンモックが形成できていれば、巣脾下部動きを抑え、移送中の巣落ちを防ぐ力になると確信しました。 下の動画は 移送中のリアルものではなく、故意に結構揺らした時のリアクションです。 〔決していじめではありません!・・・ ミツバチ先生による実演授業です!〕
移設後の両群の巣箱
A5群 移設後の最上段巣箱内
今後、基本的に週一で逢いに行くつもりです。 この2群は 『内検が少なくなって 良かったな~!』と思うでしょうね!?
今回の初めての移設・転居では、またまた多くのことを学ばせていただき、今後に生かします。 また、絶対に忘れられない ミツバチたちが愛おしくなる思い出もできました。
◆残り蜂については、想定と実際で大きな差があり、調査中ですが、別日誌にアップしたいと思います。