投稿日:2020/6/7 13:42, 閲覧 290
前回日誌した2群の引っ越しのミッションに対して、「和蜂の保護を目的としたサポート活動」と称している自分にとっては、➊興奮・大騒ぎによる熱死を避ける、➋巣落ち及びそれに伴う犠牲を防ぐ、➌残り蜂をできるだけたくさん合流させてあげる を重要テーマとしました。 ➊、➋は可能な準備をし 作業完了で、ホッとできましたが、問題は➌です。
まず 日常の活動で 19:30過ぎにはほぼ働き蜂さんたちは帰巣しているようなので、巣箱の切り離しは20時としました。 獲りこぼした蜂は、A4群で2匹、A5群で4匹(内1匹は可哀そうに圧死)で、A4群の2匹は瓶に花と一緒に収容して一緒に運んで設移設後合流。
一方A5群の3匹は捕獲に手こずりそうで、時間が遅くなってしまいそうなので、心を鬼にして 「ここに居れば翌朝運んであげるからね!」と言い聞かせて巣箱を持ち上げました。 すると残り蜂1匹が異常に興奮して私の腰周りにまとわりついて離れません。 私がやっている彼女たちにとっては極悪の所業をわかっていて、すがりつかれた感じです。 作業を止める訳にもいかず、罪深い私は彼女を振り切りました。 (翌日の収容・合流を約束して)
翌朝 A5群巣の跡地で3匹の姿はなく、しょんぼりしましたが、しばらくして残された台座の周りを飛び回る3匹を確認しました。 早速虫捕り網で捕獲・保護し、転居した本群に合流させることができました。 … 約束が果たせたのですが、この3匹があの3匹だったかは確証がありませんが、そうだったことにしてください。
話はここで終わりではなく、その後の帰巣蜂がいないかチェックしていました。 すると10時頃から両群の跡地に蜂が見られるようになりました。 明らかに「ここに巣があったのに 無くなっちゃったよ~!」といった感じで飛んでいてそれぞれの群蜂だと思われ、ということは 朝は居なかったので、①どこか遠くへ出掛けてお泊りして翌日帰ってきたのか、場合によっては ②転居先からの戻り蜂なのか?
少し時間が経過してから、この日のために製作しておいた「吸引捕獲器」で捕獲しました。 … ゴンパパさんと風車@埼玉さんに大変感謝しています。
想像以上の数にビックリしました。 A4群が50匹超(内2匹は不注意で圧死_(_^_)_)、A5群が26匹という結果でした。 すぐに転居先へ運んでそれぞれの群に合流させました。 (きっと喜んでくれたと思います。)
もう帰ってこないでほしいと思っていたら、夕方雷雨となり、もしや?と思ってA4群跡地へ行ったら 悪い予感が当たって 3匹のちびっ娘が台座の板の下で雨宿りをしていました。 この時 判断を誤り、吸引器で捕獲し、ネットに花と一緒に入れた状態で翌朝まで放置しましたが、逃げ道を探し続けて絶命してしまったようで 蘇生はしませんでした m(_ _)m 不覚です。 … 捕獲は今朝にすべきでした。
(まだ続くことをお許しください) 今朝は両群の跡地共に蜂の姿はなく、収束を予感しましたが、期待が外れ、11時頃 A5群跡地に群蜂と思われる4匹を確認しました。〔皆跡地から離れず、1匹は私に迫ってきて文句を言っている感じでした。〕 虫捕り網で捕獲・保護し、すぐに転居先へ移送して元群に合流させました。
今回、夜間巣に戻っていない蜂が思ったよりも多いことがわかりました。 今後 より気温が上昇すると さらに増えるような気がします。
〔今回の犠牲蜂さんたちに合掌〕
ハニーエイトマン
埼玉県
3年間の待ち人来たらず期間を経て、2018年5月から ニホンミツバチとのお付き合いを始めました。 分蜂による自然界への回帰や飼育群の増加という経験もありましたが...
どじょッこ
島根県
日本蜜蜂に興味を抱いた頃、2006年に地元神社の狛犬土台(石垣)に栄巣していたちびっ娘達が殺虫駆除され、近隣2ヶ所の自然巣も同様に処分されました。 日本蜜蜂でも...
ハニーエイトマンさん こんにちは。
過ごし易くなると、野営して帰巣しないちびっ娘達がいるものですね~。なんとな~く想像していましたが、結構な数がいるんですね。勉強になります(^-^ )。
2020/6/7 18:10
ハニーエイトマン
埼玉県
3年間の待ち人来たらず期間を経て、2018年5月から ニホンミツバチとのお付き合いを始めました。 分蜂による自然界への回帰や飼育群の増加という経験もありましたが...
wakaba-どじょっこさん、コメントありがとうございます。
昨日のA5群の4匹を最後に どちらの跡地にも帰巣蜂は観られません。また 転居した両群は 移動と環境変化を乗り越え、活発に活動していますので、昨日までに帰ってきた蜂達は、出掛けた先で野営して戻ってきた蜂だと思われます。 恐らく探索蜂でしょうね? … だとすれば新しい営巣地で合流後 息つく間もなく忙しくしていると思います。
尚、数のデータは こういう機会でないと採収できないので、確認してみましたが、あくまで2群でのその時点の断片データで、継続的にモニターできないのが残念です。
2020/6/8 06:36