【今はただただ女王蜂の無事を祈るのみ。】
<名古屋群>
一番下まで来ている。採蜜して箱を足す計画を立てる。
日曜日の朝が一番気温が低い。この日をターゲットにする。
<分蜂群①>
2段目に差し掛かっている。1段足して夜郡上に移動させることにする。これでしばらく安心だ。
<分蜂群②>
この群は朝も遅いし、超マイペース。もう少し名古屋で様子を見ることにする。
<分蜂群③>
1段目が埋まろうとしている。セカンドシートにもう1箱置けるので、この群も夜郡上に移動する。
去年は郡上まで巣箱を運ぶのは一人で行ったが、今年は母と一緒に郡上へ蜂を置きに行ってきた。
実家でひょんなことからニホンミツバチと暮らし始めている母、父が亡くなったあとスズメやカエルやいろいろなものが母を訪ね、母が世話をすることが増えた。ニホンミツバチの立て続けの2群の入居も亡き父が母を暇にさせないように仕組んでいると思っている。
翌日の朝<名古屋群の採蜜>
現在7段になっている巣箱を2段切除で1段追加で計6段にする。来年も同じペースで採蜜して5段まで短くしたいと考えている。袴を外してみるとスムシの幼虫がいたり・・・名古屋なので巣箱をコンパクトにして管理するのは需要と思われる。
オオスズメバチが今もうろうろしているのでサラバも持って。。。ゆっくり準備をしながら蜂たちに今から巣箱を触ることを伝える。
ここが去年危なくオオスズメバチに突破されそうになった通気口。かじるね。
簀の子の下。
一段目切除あと
二段目切除あと
去年の採蜜時、ほぼすべての巣板を巣落ちさせた群。3段目はきれいに修復されていた。通気性を上げた簀の子を設置。
アカリンダニ対策の箱を置き蓋をしめた。
巣箱はコンパクトになり、この後継箱を行ったが、蜂たちは穏やかに作業を行わせてくれた。
今から来年の春までアカリンダニ予防とスズメバチ対策をしっかり行い、スムーズな越冬を目指す。
春から作られた巣板にはサラサラのハチミツ、去年再生された巣板には熟したハチミツが入っていた。
糖度も十分だと思われ。
今日の採蜜は本当にストレスなく予定通り終わった。
垂れ密と瓶詰めの最中、蜂の様子を見に行くと・・・
巣落ちの状況になっていた。
また落とした。またやってしまった。私は生涯でまだ2回しか採蜜していないのに2回とも巣落ちだ。
前回はこの巣落ちした巣を撤去しているのがさらなる巣落ちを引き起こしていたので、引っかかっているのを放置するのも被害を広げないことは学んだ。落ちた巣板はそのままにした。
瓶詰めしている間に少しずつ蜂たちも落ち着き、出ている蜂は減っていたそして何度か時騒ぎを見ることもあった。箱を追加して本当に良かったと思った瞬間だ。
蓋を少し開け、少しでも巣箱の中の気温を下げる。あとは蜂たちの補修力に任せるしかない。
反省点は。。。。ない。わからない。なぜなら、正解がわからないから。
でも2回とも巣落ちさせるなら私の採蜜の方法に大きく欠落しているスキルか配慮があるは間違いない。前回の失敗と思われる切る方向、今回は巣板の向きに合せて切った。気温も問題。確かに今日の朝は涼しかったが、連日の夏日に巣箱の中は柔らかくなっていたのだろう。切った瞬間蜜が水のように垂れていた。6月の採蜜が無理なら秋に持っていくしかない。オオスズメバチがうようよやってくるときは怖い。今回はうまくできたと思っていたのに。やっぱり採蜜も継箱も嫌い。やりたくない作業だ。
女王様、なにとぞご無事で。本当にごめんなさい。