街中で大型犬をたくさん飼っている。そんなところに養蜂も始めてしまった。犬の存在や蜂の乱舞に神経をすり減らしてきた。あらためて「なんで大型犬と蜂かなぁ」と両方ご近所からの即クレームになる生き物2つだ。
実家に預けてあったキンリョウヘンに誘われ、自然入居した弱小群は・・・
ある日大きな群に箱を乗っ取られた。
その群は乗っ取った翌日から時騒ぎをした。入居したてでなぜ時騒ぎをする?
その新人たちは乗っ取られた群の新人だと思われる。
継母と継姉にこき使われるために生まれてきたのか?それはまるでシンデレラだ。王子様に巡り合うほどいいことあるとは思えない。
この乗っ取り群は狂暴とかではなく、ただただ元気。飛び回り方が激しい。この群に・・・ほそぼそと巣営していた前の群を懐かしむ母「前の子たちの方がよかったわ・・・」昨夜も夜まで巣箱の周りで大騒ぎとなっていたため私は焦った。閑静な住宅街に静かに聞こえる大量の蜂の羽音、「怖い!」とクレームとなる。1日でも早く郡上へ移動させねば!!
弱小群のためにいろいろしたのでこの高さになってしまっていた。これでは車に乗せることができないため、低い箱へ替えることにした。
早朝、何の問題もなく頭の付け替えで作業は完了。
ところがそこから蜂が大騒ぎとなり、逃亡するのか?!くらいの乱舞を7時間ほど続けた。
仕事も手に付かず「収まった?」の確認を1時間置きにする。母からは「まだ」の返事。日よけのために付けていたタープの内側での乱舞だったため夜になるまでに収まればばれないだろうと・・・ずっと祈っていた。
なんでだ?!あ”-------そういえば!この群は箱を乗っ取ってからまだ4日だった!!入居から1週間、内検もしない方がいいといわれるのに、4日目に箱さわっちゃった。大失敗。この騒ぎは「ここはダメだ!逃亡しよう!」という働き蜂と「こんな街中でどこにいくんじゃい!」という働き蜂のせめぎあいだったんだろう。
この春は4月の終わりから延べ6群の分蜂に付き合い、仕事と農作業に翻弄した。私のキャパはとっくにオーバーしていた。移動させないと!という焦りに配慮が不足していた。こういう時にはどうするか。。。。チェックシートの作成を行い、作業前に冷静に判断する。心が傾いていても正しい作業ができるだろう。
◇■◇ 巣箱の入れ替え ◇■◇
① 継箱は余裕があるか?
② 入居後10日経っているか?
③ 群の状態は落ち着いているか?
項目を考えよう。
暗くなるころ、ちょっと落ち着いてきたと母からメール。
君たちも、私も、、、ちょっと落ち着こうや。