投稿日:2020/6/23 09:55, 閲覧 320
オオスズメバチに対する捉え方はいろいろありますが、私は一昨日のs.e5さんの日誌(https://38qa.net/blog/118229) の内容を全面支持します。 私のオオスズメバチに関する理解と対処法は以下の通りです。
オオスズメバチにとって ミツバチは畑の害虫などと同じ獲物の一部。 オオスズメバチが激減すれば捕食されるミツバチは減っても、害虫による野菜の食害が増え、品質や獲れ高に悪影響。 これを避けるために農家の方は殺虫剤を入念に(多めに)噴霧することに。 これにより捕食される以上に多くのミツバチが殺される。 (人間にとっても農毒まみれの野菜はノーサンキュー!) 特に春の時期には 野菜も害虫もたくさん育ちますが、オオスズメバチなどの蜂は 女王蜂しかいない訳ですから、より大切にしないといけません。
これだけでも十分かもしれませんが、私がオオスズメバチ、ことに女王蜂を大切にしなければいけないと思っている最大の理由は、ニホンミツバチが野生で生き延びていくために 日本が誇る最強のスズメバチ=オオスズメバチは欠かせない存在だからです。 何故なら、私が考える「ニホンミツバチの天敵は?」 … 人間(飼っている私達、農毒を撒く人)を除けば、№1は 外来種であるセイヨウさんだと思います。(セイヨウさんには全く罪はありません!) 個体単位でも羽交い絞めによる消化中の蜜を奪われたり、巣内に押し込まれて本モノの百花蜜を奪われたり、最悪巣を乗っ取られたりします。 今でも被害は顕著ですが、もしセイヨウさんが野生化すれば、我々に身を委ねているちびっ娘達も、野生でたくましく生きているちびっ娘達も絶滅が心配されるような深刻な被害を被ると思います。 このセイヨウさんの野生化を抑止しているのが オオスズメバチの存在です。 (オオスズメバチの最強化〔手こずる相手にはフェロモンで援軍を呼び寄せて集団で攻撃/毒のカクテル〕 及びニホンミツバチの対抗策〔籠城や熱殺蜂球〕)は、彼女たちが長い時間をかけてライバルのように切磋琢磨して身につけたものです。 これがあったので、人間によるセイヨウさんの侵略があっても激減はしても絶滅はしなかったのでは? (私たちが今ニホンミツバチを飼えるのは、オオスズメバチのお陰です!)
また、『春の時期、オオスズメバチの女王蜂を駆逐すれば、秋のシーズンに群単位で減らせる効果あり』 と私も最初はそう思いました。 でも女王蜂(群)の数が減れば、オオスズメバチ同士の競争もなくなり、のびのびと子育てできて多くの働き蜂が来襲することになって、目的は果たせないどころか 逆の結果にもなりかねません! 集団攻撃もないですから見守ってあげましょう! … 特に「ペットボトル捕獲器」での殺戮や秋期の「粘着シート」での大量駆逐の事例を見ると、心が痛み、体調も崩れます。
自分が採用した対応策は、飼う前に決めていたアオヤギ式巣箱台(+4面巣門)で、在るモノ活用や改良を続けています。 オオスズメバチを殺戮せず、捕食されるニホンミツバチの数を最小限にし、ある程度自由に出入りできるので 籠城しなくて済み、ストレスも減らせます。
尚、自分は使っていませんが、「スズメバチサラバ」のような天然成分による忌避剤もいいですね。 私はもっぱらツユクサに頼っています。
ハニーエイトマン
埼玉県
3年間の待ち人来たらず期間を経て、2018年5月から ニホンミツバチとのお付き合いを始めました。 分蜂による自然界への回帰や飼育群の増加という経験もありましたが...
ハニーエイトマン
埼玉県
3年間の待ち人来たらず期間を経て、2018年5月から ニホンミツバチとのお付き合いを始めました。 分蜂による自然界への回帰や飼育群の増加という経験もありましたが...
ひろぼーさん、了解しました。 いろいろなご意見があると思います。いいことだと思います。
私は野菜は家庭菜園レベルですが、水稲には殺虫剤は使っていません。 当然カメムシ害(黒い斑点)が出て、等級が落ちます。 今年もまた来月無人ヘリによる殺虫剤の空中散布が実施されることを確認しました。他にも多くの農家が独自に散布を行いますが、今年もこれらへの対応で動き出します。 … これも「真っ白なお米」を望んだのは、消費者と流通業者ですので、同じですね。 減農薬・無農薬の価値が作物の見かけ上の欠陥を上回るようになってほしいものです。
2020/6/23 11:51
ハニーエイトマン
埼玉県
3年間の待ち人来たらず期間を経て、2018年5月から ニホンミツバチとのお付き合いを始めました。 分蜂による自然界への回帰や飼育群の増加という経験もありましたが...
なす爺さん、過日はアイデア提供により背中を押していただき、ありがとうございました。
冬仕様では スライド式の底板ユニットを穴の上に挟みます。 底板(12mm厚)+断熱材(廃材/20~30mm厚)です。 その上は夏仕様同様 四隅に駒を入れて四面巣門にして 徐々に巣門数を減らします。
またコンテナ台座に関しては、台座の天板をくり抜いたものはとってあり、隙間は若干できますが、冬仕様では穴にはめ込むことができます。 〔これが乗せられるように2本梁棒(切り残したコンテナ底+番線)を通しています。これはコンテナの補強の他、夏仕様では 給餌などの施用や巣からの落下物チェックのためのトレーを置くためのものです。〕 ただ、切り抜いた板をそのまま入れると春に取り外すのに手こずりそうなので、一回り大きな透明フィルムを貼り付けたいと考えています。 これで隙間問題も解決し、巣箱リフト時の取り外しもしやすいと思います。
2020/6/23 18:00
ハニーエイトマン
埼玉県
3年間の待ち人来たらず期間を経て、2018年5月から ニホンミツバチとのお付き合いを始めました。 分蜂による自然界への回帰や飼育群の増加という経験もありましたが...
ひろぼーさん、同感していただき、ありがとうございます。
私は実際に近所の農家の方々に 農薬(毒)の使用を減らすよう進言していますが、いぶかしがられるか笑われるかです。 でも続けます。 何故なら、被害に遭っているのは“ミツバチ”だけでなく、”農家の皆さん”だからです。 本音は使いたくないのに、高いお金を払わされ、ターゲットにだけ効くべき農薬とはほど遠い農毒を使わされているだけでなく、取扱い基準を守らなければ、あるいは勘違い・偶発的・事故的な事態では 被ばくの危険に晒されています。 本当の農薬が実用化されない限り、この深刻なリスクを回避して農家の方の健康を守る/リスク及び危険に対するストレスを排除するには、農薬(毒)の使用を減らす/無くすしかないと思っています。
やるべきところが やるべきことを怠っているしわ寄せが生産者に来ています。
今回は ひろぼーさんに元気をもらえた気がします。 … これからもいただいたパワーで頑張ります!
2020/6/23 19:44
今日は、ハニーエイトマンさん。なす爺と申します。宜しくお願いします。
話は、関係ないのですが、スリット型コンテナ改造アオヤギ式台座について教えて下さい。私も同様なことをしています。夏場はこれが良いと思いますが、冬場はどうでしょうか?私は、少し嵩上げして底板を引出しの用に入れて使用しています。写真を見る限り考えられるのが、穴の部分に板を敷いて冬期対策していると思うのですが、どうでしょうか?。関東北部は、冬期厳しいので、しっかりしておかないと凍死なんて事があります。宜しくお願いします。
2020/6/23 15:49
有り難うございます。まだまだ研究の余地があるみたいですので、自分も頑張って研究していきたいと思います。
2020/6/23 18:23
おはようございます
私は、「駆除の良し悪し」を議論するつもりはありません
個人の見解だと思います
オオスズメバチは、「(人間からみて)害虫を食べる益虫」かもしれませんが、
「生活圏内に、できるだけ居て欲しくない虫」です
すべてを駆除できないので、全滅させることはないと思います
「農薬漬けの食べ物はまっぴら」→
ほとんどの農家は「国が定めた基準を守り」作ってます
ハニーエイトマンさんは違うかもしれませんが、
「虫が付いてない綺麗な品物」を望んだのは、消費者と流通業者です
今年、ひとつのハウスで天敵による減農薬を試みてますが、
「消費者が望み、高価格で売れる」品物は、かなり減るように思います
この収入減は、誰も保証してくれません
「無農薬作物を買い取りしてくれるところがある」と、ネットなどに書かれていることがありますが、一般の農家が販路を作り営業するのは、並みたいていのことではありません
私は、こういう書き込みされる方に「無農薬でつくるので、すべてあなたが正規価格で買い取りしてください」と言いたいです
これは私個人の意見です
強制するつもりもありません
少なくとも、我が家に近寄るオオスズメバチで、トラップにかかるものだけは、駆除したいと思います
2020/6/23 10:26
減農薬・無農薬の価値が作物の見かけ上の欠陥を上回るようになってほしいものです。
非常に同感です
2020/6/23 12:56
なす爺
栃木県
今日は、なす爺です。宜しくお願いします。14年度末より当サイトを参考にしながら重箱を製作して、4カ所設置、諦めていた15年6月14日ころ1カ所に初めて入居してく...
なす爺
栃木県
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ひろぼー
佐賀県
2018年4月16日 たまたま自宅屋根裏の群れが分蜂したので、飼い始めました 年間ほぼ毎日眺めてます よく体当たりされます 構いすぎでしょうか? 欲張りなの...
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