ハニーエイトマン
埼玉県
3年間の待ち人来たらず期間を経て、2018年5月から ニホンミツバチとのお付き合いを始めました。 分蜂による自然界への回帰や飼育群の増加という経験もありましたが...
投稿日:2020/6/27 22:01, 閲覧 333
前回の日誌の続編になります。 それは穏やかでじとっとした朝から始まりました。 7:00頃から夕べ移設した巣箱の在った集合板下に残り蜂が飛んでいて、GM-2と捕虫網で捕獲しました。 8:00頃、やっと100匹ほど収容し 残り1~2匹になった時です。 今回分蜂を重ねているN1群から発出が始まり、今日はやけに早い時間帯の時騒ぎだな!? と思った状態がずっと続くことになってしまいました。 蜂雲から またまた同じ場所の集合板に集結し、蜂球を形成しました。 この時期に 4/15 分蜂群が、6/18、24、27 と so farですが3回夏分蜂を起こしました。 発出後の元巣巣箱内は簀の子上も巣箱内も少し減ったものの十分に 蜂が居て、横から見えた限りでは 下端位置=約24cmのところにピークが4つありました。… もう何も申し上げることはございません。((+_+))
今回図書館分蜂群に起こっていることは、今年の共通的な異常の一端かもしれませんが、当事者の私として考える(考えさせられる)のは、この群の特異性(ローカルな特徴)故では? と。 ・・・ 図書館では樹上に営巣していましたが、オオスズメバチの襲来で 追われて建物の床下〔蜂が1~2匹通れる巣門環境〕に堪えて 今春1回だけですが分蜂を果たしました。 この抑圧された厳しい環境を生き延びてきたが故に、現在の環境なら多数回分蜂できると、遺伝子を残そうとする本能が反動的に現れたものと理解しています。 ・・・ うちに来てもらった母親女王様には、図書館でその後の分蜂は無かったことを伝え、「これから1年私がサポートするので、養生してパワーアップして来春何回でも分蜂しなよ!」と語りかけていましたが、実行時期がだいぶ早まりました。 (母親の寿命が迫っているのか、私の危惧を早いタイミングで払拭してくれたのかもしれません。)
今回の分蜂蜂球は、気温(30℃弱)のせいか、このように推移し、今も変わりません。 今夜は野営させます。
★ここで私なりのローカルルールを設定しました。 「ニホンミツバチ群を養生させ、元気な状態で自然界に還す。」という初心に返り、今後 ➊ 『自家分蜂群は天候がどうであれ 当日収容はせず、野営させる。』 … 意味としては、後に自然界(野生)に還す上では【野生本能の維持】が重要で、分蜂時 遠い場所まで泊りで営巣候補地を見極める探索蜂〔優秀なエリート〕がいますから、活躍してもらわなければならないのと、その後の逃去リスクは高まるかもしれませんが、➋今朝やっていたように手間は掛かっても 『優秀な彼女達を収容して分蜂群に戻してあげる』 です。
話はここで終わらず、今回は元巣からの発出を目撃していたので他群の逃去を疑わなくてもよかったのですが、6/24 分蜂群と 6/25 蜂球形成群(昨晩所定場所に移設)を内検しました。 6/24分蜂・6/25移設した群の巣箱は、何ともぬけの空。 一方 6/25蜂球形成・昨晩移設した群の方は、何と明らかに蜂数が多くなっていました。 … 自分の感覚ですが、今春経験した越冬群の分蜂群同士の合体群を巣箱に取り込んだのと同じ位です。 ⇒ これにはいろいろなケースが考えらえますが、当面は深追いしないことにしました。 (※群の合体は今の私には有難い限りです。)
今回の分蜂群(8:30頃蜂球形成・沈静化)は、優しく見守り、明日11:00頃まで様子を観ます。 それ以上は 恐らくいい営巣候補地が無い可能性があるため、収容して敷地内で保護したいと思います。
おっとり
千葉県
ワバチが棲みたくなる洞をつくる。
余裕ですね。
私は2021年春に初めての分蜂捕獲でしたので、必死で4分蜂中3群を下手くそな強制捕獲で収容しました。
よくもまあ、その後逃去せず居ついてくれていることやら。
今回のハニーエイトマンさんの、分蜂の対処ローカルルール、見習います。
すなわち、
①蜂場には沢山の空丸洞を置く。
②分蜂当日もその後も強制捕獲しない。見るだけ。
空巣箱に入ったら、それでよし。
但し、今の5群が大幅に減らなければの話です。
2021/7/26 06:27
ハニーエイトマン
埼玉県
3年間の待ち人来たらず期間を経て、2018年5月から ニホンミツバチとのお付き合いを始めました。 分蜂による自然界への回帰や飼育群の増加という経験もありましたが...
おっとりさん、余裕で考えたのではなかったのですが、現在群数が減少してしまいました。来春のローカルルールには、但し書き〔緊急事態時は、その限りではない❕〕が加わります (-_-メ)
2021/7/27 09:31