昨年より続いていたアカリンダニ罹患群(4群中)の最後の群も昨日の内検で動きがなく、消滅群と自己認定して今日の昼から巣箱の解体を始めました。が。
巣箱を叩いても、揺らしても反応がないので消滅を確信。蜜のない箱を切り離そうと逆さにして下ろしたところ、握り拳ほどの生き残り嬢が這い上がってきてビックリしました。
しかし、飛ぶ事も私を襲う事も出来ません。どうしたものかと思案しながら取り敢え重箱を1段はずし、不要な巣を取り除いていた時でした。突然、1頭が私の方に向かってきたので、慌てて逃げました。飛べる蜂がいたのです。箱の周辺を3回ほど上に下に飛び回って消えてしまった不思議❓見上げると空は黒い。スマホで天気予報を見ると明日は雨とのこと、急いで作業を進めようと屈み込むと、目に飛び込んできたのは女王蜂❣️ 何❓何故❓
私は女王蜂に追われ逃げたようです。捕まえようと手を伸ばすと、一舞して自ら巣箱に入りましたが、飛び方が華麗で力強く、アカリンダニ罹患していないようです。女王蜂を確認出来たので、迷わず巣箱を立て解体は中止しました。
巣箱に戻れない個体を検査しました。アカリンダニは青い矢印の部分から気管に侵入し繁殖しますが、最後に片付けをしていると、1頭だけですが偵察蜂が現れました。明日、2〜3頭くれば、近々、数十頭で押し寄せてくる恐れもありそうですが、ひと騒ぎあれば、そこから新たな感染が始まります。人間界のコロナウイルスと同じです。