投稿日:2021/3/6 09:52, 閲覧 431
昨日は 親戚で営巣している強群(A4群)の内検をして、自宅のN2群と同様に撮影した写真をアップします。 … N2群とほぼ同様な状況と認識しました。
★盛上げ巣は、自宅強群と同様に これまでになく多くの蜂が集まってごそごそやっている状態。 こちらの盛上げ巣には中央部分に蜂蜜が残っていました。 この後最下部まで観察して、強群2群の蜂達が盛上げ巣で何をしているのか、わかったような気がします。 いや間違いないと確信しました。
・・・ 盛上げ巣に関するヘボな推論は後述します。
★一段目、二段目は 外周部分にもまだ貯蜜が残っています。
★三段目、四段目は 沢山のちびっ娘達で埋め尽くされ、育児に余念がない状況。
★巣門枠は、大人し目の蜂球を形成していましたが、巣門扉をしばらく開けていたら、蜂が退避して写真のようになって巣脾が確認できました。 巣脾下端から底板までの距離は 約10cmです。(自宅N2群では約6cm) … 巣脾は 自宅群同様 直近で急に伸びました。
●盛上げ巣についての考察は、以下の通りです。
判断材料は次の通りです。(両強群共通です。)
①盛上げ巣に多数の蜂が集まるのはごく最近
②蜂蜜の摂取や貯蜜の行動は確認できない
③本巣の巣脾下端の伸びが直近で顕著になった
④盛上げ巣のサイズは、大幅に縮小している
ちなみに昨年7月は以下の規模でした。
以上のことから 私が導いた結論は、『本巣の巣脾を伸ばすために必要な蜜蝋を、合理主義者のニホンミツバチ達が 最も省エネ・高効率な方法=蜜蝋自体(盛上げ巣の巣脾)を摂取して本巣の造巣に利用している。 盛上げ巣は 主に育児用や越冬用の低糖度のハチミツ貯蔵に使われた後は、再生可能な いや再生不要な蜜蝋資源として備蓄され、まだ蜜源が少ないまさにこの時期 活用している。』ということです。
またまた「ニホンミツバチ先生」に貴重なことを教えていただきました。 化石燃料を消費している人類は深く反省です❕
■盛上げ巣の撤去は 3月中旬に予定していましたが見送り、分蜂の終焉期まで待った方が良さそうです。 また夏場以降はメントールの投与を考えると、8月には一旦撤去すべきと思います。 (強群であれば また造巣します。) 撤去せずに残したものや再度造巣したものは、分蜂の終了期に撤去するようにします。
■別途、夏場の撤去では一部を残すとか、メントールの施用方法を変えたり トライしたいです。
■分蜂前の今の時期、盛上げ巣に集まる蜂数が増え、巣脾が縮小してくると、その分本巣の巣脾下端の伸びが著しくなるので、継箱のタイミングを逸しないように注意が必要。
■盛上げ巣を育児に利用しない理由もわかりました。
ハニーエイトマン
埼玉県
3年間の待ち人来たらず期間を経て、2018年5月から ニホンミツバチとのお付き合いを始めました。 分蜂による自然界への回帰や飼育群の増加という経験もありましたが...
こんにちは、ハニーエイトマンさん!
盛り上げる時点で勢いのある日本みつばち群であると同時に豊かな蜜源環境に恵まれている証です。
とても参考になる画像付き日誌の投稿どうもありがとうございますm(._.)m
2021/3/6 10:14
ハッチ@宮崎さん、こんにちは。
蜜源が乏しいことに加えて セイヨウミツバチの蜂場が近くにあることが最大の悩みなんですが、強群2群は 他の弱小化してしまった群の分まで分蜂を果たそうと、必死に頑張っている感じです。
2021/3/6 12:25
ハニーエイトマン
埼玉県
3年間の待ち人来たらず期間を経て、2018年5月から ニホンミツバチとのお付き合いを始めました。 分蜂による自然界への回帰や飼育群の増加という経験もありましたが...
ハッチ@宮崎
宮崎県
昭和59年10月4日、人家の壁内に営巣していた日本みつばち群をラングストロス(巣枠入り)巣箱に収容して以来、飼育を継続しています。翌昭和60年の春からは生態比較...