投稿日:2021/3/14 17:30, 閲覧 218
アカリンダニ罹患による飼育群全群の壊滅を防ごうと 親戚に移動した2群のうちの1群である A5群(昨年の分蜂合体群)ですが、死滅を確認しました。 原因は 当初簀の子上でスムシが成長してしまい駆除しましたが、蜂数の減少が止まらず、1月には Kウイング蜂や徘徊蜂が多数観られ、本日の巣の解体で、死滅の決定要因は“アカリンダニ”だったと確信しました。 … 今回 飼育地分散政策は意味がなかったという結果です。
この群の女王様には特別な思い入れがあります。初めての女王様との謁見はこの蜂ではなく、この蜂に撃退されて排除された蜂でしたが、この女王様に最初に謁見できたのは、交尾飛行の帰還時と思われる場面でした。 さらにお越しにならないと思っていた簀の子上の盛上げ巣で数回謁見できました。
この群には冬場に段階的に防寒着(アルミシート、断熱アルミシート、毛布)を巻いてきました。 本日これらを剥ぎ取って観察窓から確認したところ、窓際に塊を作っている蜂が動かず、死滅と認識しました。
巣板の下端は 3.3段ほどで、上3段を持ち上げて 軽トラで自宅に戻ってもらい、解体しました。 … 移動の最中、私は棺桶造りのブラインド巣箱枠は使っていないのですが、なぜか棺桶(重箱)に入った娘達が家に帰ってきた感じでした。
解体での各切断面は以下の通りで、スムシ害はなく、貯蜜たっぷりでした。 (巣脾+ハチミツで 10kg)
この群は先日死滅したA1群のパターンと異なって、集まっていたのは南側の壁際に1ヶ所でした。 ただ確認した蜂数は約170匹で、A1群の残り蜂よりも少ないのに 塊は1ヶ所でした。 群によっていろいろあるようです! ⇒ 一つの事例を観てそれが全てだと思ってはいけませんね(*_*; 尚、女王様はやはり塊の中央部分に居らせられました。
生きて居らせられれば、今年夏分蜂で自然界に旅立ってもらいたかったのですが、本当に残念です。 昨年の私への貢献に感謝です❕
巣脾内でのハチミツの結晶化は確認されましたが、下方の一部だけでした。 … これも下方全体が結晶化していたA1群と異なる点であり、理由もわかった気がします。 … 消滅と引き換えにいろいろ教えてくれて 感謝に絶えません。
ハニーエイトマン
埼玉県
3年間の待ち人来たらず期間を経て、2018年5月から ニホンミツバチとのお付き合いを始めました。 分蜂による自然界への回帰や飼育群の増加という経験もありましたが...
ハッチ@宮崎
宮崎県
昭和59年10月4日、人家の壁内に営巣していた日本みつばち群をラングストロス(巣枠入り)巣箱に収容して以来、飼育を継続しています。翌昭和60年の春からは生態比較...
こんばんは、ハニーエイトマンさん!
女王蜂の画像、大事にされていたのがよく分かり何か感動的でもあります。
2021/3/15 01:36
ハニーエイトマン
埼玉県
3年間の待ち人来たらず期間を経て、2018年5月から ニホンミツバチとのお付き合いを始めました。 分蜂による自然界への回帰や飼育群の増加という経験もありましたが...
2021/3/15 07:20
ハッチ@宮崎
宮崎県
昭和59年10月4日、人家の壁内に営巣していた日本みつばち群をラングストロス(巣枠入り)巣箱に収容して以来、飼育を継続しています。翌昭和60年の春からは生態比較...
2021/3/15 07:44