ネコマルさんの蜂場と私の新しい巣箱
住宅街で蜂を飼ういろいろな障害の1つ、分蜂騒ぎ。
これをコントロールできればきっともう少しストレスなくニホンミツバチを飼えると思っていた。オタクの蜂飼い酸が枠式で飼育されていたが当時の私にはすべてがチンプンカンプンだったので見せていただいたときに質問も出なかった。
そしてそれから数年ニホンミツバチを飼育したが、結局どの房に何がどうやってできていくのかもわからなかった。それはきっとセイヨウミツバチのように内検ができ、蜂が送る一生の仕組みを知る必要があるのだろう。しかしセイヨウミツバチの飼育の本も何冊が読んだが、群分割ができるようには思えなかった。
加えて、去年の臭蜜実験でネコマルさんのセイヨウミツバチのパワフルな蜜の集め方に、これで短期間でも郡上の山の上で飼育ができれば十分な蜜が集められるんだろうなぁ。。。とも思っていた。
「ネコマルさん、私セイヨウミツバチ飼ってみたいんです。」
「やってみるかい?」
セイヨウミツバチを郡上に連れていくイメトレをしていたのだが、じゃあ、明日は私は何を注意して内検したらいいのか?もわからない。
「ネコマルさん!ネコマル塾で勉強させてください!」とご無理を聞いていただいた。
ネコマルさんの蜂の世話を見せていただき、私も1群やらせていただく。
「雄房は取る」と本に書いてあるが、「なせ取るのか?」とか「取るときの注意すること」とかはノウハウの域に入ってくるため本では読み込めない行間となる。ネコマル先生に聞きながら進める。
この2段積みの巣箱が不思議でならなかったが、中を見せていただき本当に驚いた。
巣板を入れ替えれば完全にコントロールできる。the養蜂という感じだった。
最後は巣基礎の付け方まで見せていただいた。
塾生nojiはしばらく塾に通い、セイヨウミツバチのお世話ができるようになる所存である。
本日、熊が北陸新幹線に当たったというニュースを聞いた。
「おいおい、今何月だよ?熊は秋に里山に出るのが定説。まだ冬眠から覚めたばかりだぞ?」
コロナ渦に2年目となりなりますます熊は町を生活圏にしてしまっているようだ。郡上の蜂場が思いやられる。