今日は採蜜で遠心分離機を回すお手伝いだったので、塾生ではなく回し人として伺った。
しかし、ネコマル塾だった。
去年からの蜜枠とレンゲ蜜が入った蜜枠の遠心分離機作業。
観客の皆様が撮っていた動画が美しかったので私も撮ってみた。
結構本気で回しているのだが、やはり男の人が回すのとは格段に分離の差がある。
私は漠然と疑問に思っていたことがあった。
セイヨウミツバチは遠心分離機で採蜜をする。私はセイヨウミツバチを飼育したら、遠心分離機を購入する必要があるのか?セイヨウミツバチの採蜜はなぜ垂れ蜜を方式を取らないのか?
どんどん分離されて軽くなった巣枠を出していると、観客の方がネコマルさんに聞いた。
「この巣は蜂は再利用するんですか?」「するよ。壊れても修復して使うよ。」
「・・・・!!それだ!!巣礎が再利用できるのであれば、遠心分離機で蜜だけ取ってまた戻せば残った蜜も蜂がきれいに食べて再利用するのか。だから巣板を壊さない!!」
毎回だが、私の中でいろいろなことがつながっていく。
セイヨウミツバチのコムハニーを購入して熱い紅茶に溶かして蜜ろうごと飲む人たちがいる。その巣礎は食べれるものを使っているのか不安である。もちろんミツロウしか使っていないという記載だが、不純物が入っていないかはわからない。以前、臭蜜の時にいただいたコムハニーも友人が欲しがったので分けたが、真ん中の芯は避けてスプーンで盛り上がったところを削って紅茶に入れてね。と伝えた。
ニホンミツバチのコムハニーなら完全自前のミツロウなので安心ではあるが、、、盛り上げ巣くらいじゃないとニホンミツバチの巣板は美しくないので紅茶に入れてもらえなさそう。あんなの紅茶に入れたらいろいろ浮いちゃう(笑)
セイヨウミツバチの巣礎を自前のミツロウで作れれば、安心して食べてもらえるものになる。
ネコマル塾の帰りの車の中はいつもいろいろなことがグルグル回ってあっという間に帰ってくる。
セイヨウミツバチのミツロウは以前ネコマルさんにいただいて大量にある。
これを巣礎に作り直して実験がしたい。
・・・国産でのツールを見つけられないので外国産。プレス機は高すぎるのでこれにした。ハニカムの大きさ違いで日本のセイヨウミツバチに嫌われても、これで作って板をくるくる巻いてろうそくが作れる。・・・という自分への言い訳をつけてポチっとした。
巣枠に付けて、巣箱に入れてみる日が待ち遠しい。ミツロウが巣礎にリメイクできれば、私には遠心分離機はいらない。毎回つぶして垂れ蜜にしてもまた巣礎を作ることができる。