投稿日:2021/7/6 21:27
本日、7月6日午前9時前に大群が巣箱から乱舞し始めた。この群は4月に4回分蜂し、本巣として4女が成長してきた。6月下旬になり、巣箱の外に多数の蜂さんが屯するようになったので、3段に一段継ぎ箱して、最上段を採蜜した。蜜がたっぷりと入っていて、今までで一番の収穫だったが、採蜜後、一部の巣脾が巣落ちした。その結果?さらに多くの蜂たちが巣箱の外でたむろするようになった。特徴としては花粉を巣箱の外に運び出して、エプロンでごそごそ何かしている。とにかく、巣箱の修復をしていると判断していた。
そんな中、突然の大乱舞。あーやっぱり逃去か。と思いました。そのうち近くの樹の幹に蜂球をつくりました。大きい!普段の蜂球の3倍はある。
この樹の下にはまだ回収していない待ち箱があったので、蜂球が落ち着いてから、箒で段ボール箱にふるい落とし、これを待ち箱の上からどさっと投げ入れ蓋をした。幹に残っていた蜂も再び同様の方法で巣箱の前にふるい落とすと、どんどんと中に入ってくれた。
ここまで、順調に取り込みも終わったが、気がかりが・・・・・。本巣を見ると蜂たちが少なくない数居る。逃亡なら、すっからかんになると思っていたのだが。
もしかしたら、分蜂?そんな兆候は全くなかった。雄蜂の蓋も無かったし。経験がない。
夕刻まで時々様子を見ていたが、取り込んだ巣箱は落ち着いていて、巣箱の中からはブンブンという音が聞こえた。
暗くなってきたので、内部の写真を撮ろうと見たところ、もぬけの殻でした。本巣に帰った様子はなく、既に分蜂準備で決めてあったどこかに移住したものと思われます。それにしてももの凄い大群だったなー。惜しいことをした。自然界で生き延びてねー・
テン&シマさん いろいろとご指摘をいただきありがとうございます。まことにごもっともです。
言い訳がましいですが…‥‥。まず、私の場合、多くの皆さんと違って巣箱の大きさが大きいのです。内径30cm、高さ15㎝、板厚1.5cmです。私の師匠がこの大きさでずーと20年もやってきたということで、私もこれに倣っていました。巣箱3段の袴土台近くまで来たら、採蜜し、1段継ぎ箱する。基本的にはこれで今まであまり大きな問題はありませんでした。今回も最上段にはぎっしりと蜜が詰まり、花粉域が僅か混入しただけでした。糖度の高い蜜が10㎏程とれました。
しかし、最近はめっきり体力が落ち、上段に蜜がたっぷり入っていると持ち上げるのが一苦労でした。それに、ご指摘の通り、巣落ちの確率はどうしても大きくなります。そんなわけで、師匠とも話し合い、巣箱のダウンサイジング(25.5㎝)に今季途中から取り組んできたばかりでした。
分蜂時の取り込みの方法も、現在は待ち箱にキンリョウヘンを置いて蜂球を作っても自然入居を第一としています。探索蜂の様子で入るかどうかはほぼ判断できます。その兆候がないときは強制捕獲になりますが、その場合でもご指摘の通り、可能な場合には蜂球の上部に巣箱を載せて、ゆっくりと追い込みます。それができないときには今回のようないくつかの荒々しい方法で捕獲してきました。
今回は雄蓋も無く、夏分蜂の経験も無く、突然のことでしたので、大いに慌ててしまいました。すっかり、巣落ちした状況を嫌っての逃去かと思いました。とにかくとてつもなく大きな集団でした。蜂球を作ったすぐ下にあるダウンサイジングした放置待ち箱には探索蜂も来ていなかったので、強制捕獲の方法をいろいろ考えましたが、今回の方法となりました。何回かに分けての取り込みでしたが、それなりに短時間で上手くいったと思っていたのですが。出入口をふさぐ方法もありますが、これをやって蜂たちが中でブンブン音をたてて騒がれたことがあり、それ以来、この方法はとらないことにしていました。既に行先は決まっていたのかもしれないと思っています。それにしても初めて見る夏分蜂で、集団は大きいと聞き及びますが、びっくりでした。最近では自然の蜜蜂がかなり減っている状況で、これもいいかなと慰めています。
巣落ちして引っかかっている巣はこれを取り出そうとするとさらに正常な巣脾に悪影響を及ぼしかけないので、ミツバチの修復能力に期待してそっとこのままにしておこうと思っています。残された本巣の蜂たちはかなり数が少なくなりましたが、とりあえず元気に出入りしていますので、頑張ってほしいと思っています。
2021/7/9 16:20
テン&シマさん
やっぱり、大きいですよね。4段以上は積んだことがありません。(^^)
皆さんの巣箱を見ていえるとまるでタワーの様に別物に見えます。でも、これからは容積で70%程度になった25.5サイズに順次切り替えていくつもりです。
巣落ちした本巣ですが、今のところ大きな変化もみられません。女王様が上手く交尾に成功してくれればいいのですが。巣落ちも何回か経験がありますが、巣の弱体化の大きな要因になるようで、これまでにあまりうまくいった経験はありません。落ちた巣がスカスカになるようでしたら、上手くいく可能性がありと見ています。
養蜂も何年か続けてきましたが、いつも分からないことが次々に起こります。このサイトはとてもためになり、大変助かっています。
2021/7/10 15:01
だいちゃん
香川県
2014年に埼玉から香川に移住。ご近所の先輩に養蜂を教えていただき始める。 香川県の西端、海山の自然豊かなところ。古民家を改修してスローライフをしています。
だいちゃん
香川県
2014年に埼玉から香川に移住。ご近所の先輩に養蜂を教えていただき始める。 香川県の西端、海山の自然豊かなところ。古民家を改修してスローライフをしています。
だいちゃん
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2014年に埼玉から香川に移住。ご近所の先輩に養蜂を教えていただき始める。 香川県の西端、海山の自然豊かなところ。古民家を改修してスローライフをしています。
>3段に一段継ぎ箱して、最上段を採蜜した。
採蜜が早過ぎますね。蜜蜂が可哀そう。
一般的には「巣板が4段いっぱいになったら」とか、「5段目に入ったころ」とか言われていますが、やっと3段になった所で採蜜されては蜜蜂の餌まで持って行かれた事になりますし、何よりも花粉房とか、下手すると育児房まで切り取られていませんか?
そして更に、3段しかない時に1段を切り取ったら、残りの2段には巣板と箱の壁を繋いで補強される部分が殆ど無いと思います。巣落ちは当然だと思いますよ。
また、蜂球の取り込みも不味いですね。
蜂箱を上下引っ繰り返した所にドサッと入れる方法は逃去率が高い様です。私はやった事が有りません。
入れるなら、蜜蜂自身が歩いて箱に入って行く様にした方が逃去率はグッと下がります。
蜂球の出来た枝の上に箱を被せる様に載せ、ハケや網など使って蜜蜂が箱に登って行く様に仕向ける。→暗い箱へとゾロゾロ入って行きます。大部分の蜂が入った所で巣門箱に載せてしばらく放置。女王が入っていれば周りを飛び交ってる蜜蜂も自ら入って行きます。
もしくは、それが出来ない高さや枝ぶりだった場合には、近くにコンテナやビルケースを持って来て蜂箱を置き、蜂が入りやすい様に巣門部の蓋を開けられる場合は開けてから、蜂球を網で掬って巣門部へ持って行きます。→(後は上記と同様なので省略)
あぁそれと、内部写真の様子では巣落ち防止棒に巣板が引っ掛かった状態ですね。それは取り除いたうえで子育て部分が有ればその巣板を壁に立てかける様に置いておくと、蜜蜂が続けて子育てをやってくれるそうです。(私は未経験)
2021/7/9 10:23
そうでしたか・・。プロフィールを今見たら、4年の経験が有るんですね。失礼しました。
それにしても内寸30㎝角とは凄いですね。それに高さは15㎝も…。
私は内寸24㎝角で高さは12㎝ですからね、ほぼ2倍の容量です。そんな私にとってはサイズダウンの25.5㎝すら大きいと感じて仕舞います。
>巣落ちして引っかかっている巣はこれを取り出そうとするとさらに正常な巣脾に悪影響を及ぼしかけないので
巣落ちした巣板をそのままと言うのが気になりました。でも確かに、取ったら取ったで上からまた落ちて来るかも知れない…って事ですよね?う~ん、難しい所です。落ちた巣板をそのままにしたために逃去した話も割とよく聞きますので。
私の経験は一度だけですが、蜜蜂が落ち着くのを待とうと、巣落ちした2時間後に行って見ると、すでに逃去していましたね。
2021/7/9 22:18
テン&シマ
広島県
物心付いた頃、家には西洋ミツバチが居ました。 あれからウン十年が過ぎ、2014年の春、鶏友の待箱を置いて捕獲成功。 その後2017年6月には箱代などのお金を出し...
テン&シマ
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物心付いた頃、家には西洋ミツバチが居ました。 あれからウン十年が過ぎ、2014年の春、鶏友の待箱を置いて捕獲成功。 その後2017年6月には箱代などのお金を出し...
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物心付いた頃、家には西洋ミツバチが居ました。 あれからウン十年が過ぎ、2014年の春、鶏友の待箱を置いて捕獲成功。 その後2017年6月には箱代などのお金を出し...