投稿日:2021/7/11 16:16, 閲覧 165
天然入居群のあらすじ。
この群は云わば、おまけのように感じていた。
今年の春、元巣から母親・長女・次女・三女と分蜂して、元巣には四女が残った。
それでお終いになると思っていたのに、作った丸洞を置くだけ置いておくか~~って置いた丸洞に入居してきた。
この場所・この丸洞が気にいって入居した群だから、何も手をださない心算でいた。
気持ちの上でも、下手くそな強勢捕獲で収容した群と、勝手に来た他所の子と馴染めなかった。
しかし、毎日眺めている内に、お節介が出て来て、結局精神的に私の管理下に入ってしまった。
この丸洞は高さが620mm、内径250mm。ぎりぎりセーフの容量だ。
温度計付き巣落ち防止棒を取り付けてあったので、多少は成長具合を想像する事はできた。
対馬の蜂人が内部を撮影していたとは、到底思えない。昔の人は撮影など使わなくても分かっていたのだろう。
内部を見たいと言う衝動を抑える事が出来ず、この丸洞に勝手口が無い事にいらだちを覚えた。
勝手口を作る事が正しいとは思っていないが、遂に勝手口付き継ぎ箱をしてしまった。
壁厚・高さから計算して、乾重量は30kgで、巣板・蜜などを計算しても40kg以内だと想定した。
最初から良い足場を作っており、力を入れていなので、持った瞬間、思いとは感じなかった。
下の画像は、今まで使っていた丸洞の底板。
児出しはあったものの、この画像の中では幼虫・成虫で死んでいるものは居ない。
15mm程のスムシが10匹以上徘徊していた。 これが3か月分の汚れだとすると綺麗な方だ。
わばちが外へ出していたのだろう。
しかし、何らかの異物・どこから侵入したか分からなくても大きな生き物の死骸・巣落ちなどの事故があれば、勝手口から人間のお掃除も許されるかもしれない。
下の画像、今朝まで設置してあった場所から横移動で1m巣門の位置が変わった。
戸惑いの後、元の巣門から入るものが多いが、下の巣門は完全な横移動の場所で羅針盤から想定しやすかったのか? ここから出入りするものが30%程居る。
この巣門は昨日チェンソーで作ったばかりのもの。バーナーで焼いてはいるが、即、使用されるとは思っていなかった。
下の画像は別の角度から撮影。継ぎ箱のサイズがもう少し大きいものの方が安定性があって良かったとは思う。
上下を固定するために3か所カスガイのように、板でビス止めした。
下の丸洞は高さが235mmで上の丸洞は620mmだから、合計で855mm。
内径は250mmなので合格。 onigawaraさん推奨サイズに倣っている。
結論:丸洞でも重箱でもゴミは底に溜まるので、この処理を蟻などにさせるか、人間がするのかを設計時点で決めておかなければならない。
このような基本的な事すら、分からず走っている。
まだまだ、全体の何割が見えてきたんだろう? 15%位かな? 奥が深い。
おっとり
千葉県
ワバチが棲みたくなる洞をつくる。