キイロスズメバチ対策の、予防用ネット。7メートルの感覚の2群(ほぼ強勢)の比較。
直角に張る(A群)、斜めに張る、張らない(A群)と3種類を試してみました。
最初は、直角にネットを張った場合と、斜めに張った場合を比較。次に、斜めに張った場合と、何も張らない場合を比較。
●直角A VS 斜めB
斜めBの勝ち。
直角に貼ると、斜めよりもネット前でミツバチが留まることが多く、そこで捕まる。斜めは、比較的スムーズにネットを超えることができる。
●斜めB VS 張らないA
対キイロスズメバチ防御では、捕まる回数・時間等は、ほぼ同様に思われる。但し、ネットにがなく、ネットによるストレスがない点で、張らないAの勝ちか?
斜めに張ると、ミツバチが留まる時間が長く、その際に捕まることが多い。何も張らないとアブドメンシェイキングにより脅すことになり、キイロスズメバチは、なかなか近寄れず、個体によっては諦めて、斜めに張った蜂箱に向かうものがある。しかし、どちらが勝ちか負けかという点では大きな差がない。
●斜めB VS 張らないA(最終:この状態で約1ヶ月放置)
直角にネットを張っていたもの(A)を取る。キイロスズメバチの襲来が、9月に入って以前よりも増えてきて、常時数匹訪れるようになる。ネットを張らないAは、毎日アブドメンシェイキングに出てくるミツバチの数が増す。最近は常時200匹程度のミツバチが出て、箱のあちこちを徘徊するようになる。
キイロスズメバチの襲来状況は、どちらも同じ程度。
そうした中、内見した様子は、斜めに張ったBは以前より巣脾が伸びたように思われ、張らないAは巣脾の伸びが止まったようでした。
張らないA :8月15日
張らないA:9月12日(写りが悪いので動画にします。巣脾が伸びていないようです)
張ったB :8月15日
張ったB:9月12日(左の巣落ち防止針金に、ハチがかかっています)
現在
ネットを張らなかったAにも、ネットを張りました。
ゆったりとして、巣門からの距離もあけています。