今朝、弱勢群の底板上に 小ぶりなモンスズメバチの亡骸2体を発見。 少し黒ずんでいるので、恐らく2~3日前に巣箱内に侵入し、蜂球で焼かれてしまった模様です。 (この群は減ったものの Kウイングが現在も観られるため、メントールを投与していますが、正規の巣門は閉じ、扉の上側に設けた暫定巣門を使っています。 その巣門にちょっと広い所があって モンやキイロの小さい個体が入れてしまうことは認識していました。)
亡骸は2体とも腹部の端(針と毒袋)が切り取られています。 … これはあくまで個人的な想像ですが、切り取られた先には「毒針」と「毒袋(毒のう)」があるだけで、まさか毒針をアップグレードしたりしないでしょうから、ニホンミツバチが毒袋の中身=毒液を摂取ししたのでは? 目的は栄養としての摂取 あるいは ニホンミツバチの毒に利用できる成分を摂取して、自分達の負担を軽減しているのでは? ⇒ 今後の夜中の妄想と更なる観察・調査が必要です。
尚、朝陽がまぶしいので、巣箱から1.5mほどの日陰に置いて 再度写真を撮ろうと観察していると、3匹のちびっ娘が亡骸に寄ってきて、並んで翅の付け根付近の胸部側面を舐め始めました。 静かに でも集中しているようで、亡骸を動かしても 動じずに続けていました。 (スズメバチが昇天した後に後学のために亡骸にまとわりつく行動とは異なります。)
これも個人的な想像で恐縮ですが、これは亡骸の表面に付着しているモノ(ミネラルなど)を摂取しているのでは? と思いました。 … 自分で舐めてみれば分かるかな??
⇒ かぶりつきが止まらないので、亡骸は巣箱内に戻しました。