巣箱の置き方で検討しなくてはならない。
日本みつばちが1群も居ない時に温度観察をしていると、空の巣箱の内部温度なんかを計って何の意味があるのか? つまんね~って思っていた。
処が巣箱の中に日本みつばちが営巣してしまうと、温度を計る事はそれはそれで意味があるが、
巣箱の性能を測る事はもはや非常にムツカシイ事になってしまっている。
日本みつばちは発熱体であり、冷却行動も知っているサーモスタット機能をもった空調機械とも言える。
群には小さいのもあり強群のもあり、発育段階で巣板が伸びて行き、発熱体が巣箱の中を移動して行ってしまうのだ。
こうなっては、営巣している巣箱の温度からみた良し悪しは、もはや非常に調べにくいと言う事だ。
また、外気についても巣箱が入る冷暖房完備の実験建物があれば、季節に係らず求める外気環境を作れるが、そこまでする財力と気持ちがない私には自然界に巣箱を置いて計測するしかなさそうだ。
下のグラフは11月上旬での観測だが最低気温は10℃を下回っていない。
冬に強い巣箱を作りたいのに、冬になってからでは遅いので今から試行錯誤するしかない。
この実験では10Wの電球を日本みつばちの発熱能力と見做しての実験だったがサーモスタット機能は無いし、はたして10Wの発熱量が蜂の数や育児部の位置を正確に当てはめる事は相当ムツカシイ。
今週はみつばちレストランに駆け込み寺として置いてある2~3個の丸洞の晩秋での温度測定をしてみよう。
第一候補は上の実験で使った丸洞。
設置場所は実験場所とする自宅に近いみつばちレストラン。下の画像はまだ生き物たちの森に置いて有った時のもの。
第二候補は数か月みつばちレストランに置いてあるもの
第三候補は下の丸洞だが、これだけは秋入居群なので推定1000匹位の日本みつばちが上の方で小さいが発電している。
未営巣の2基と秋入居群とで合計3基を比較する事で何か見えてくるような気がする。
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今朝の2ヵ所の温度比べ、 10W電球の方が秋入居群より発熱効果が大きい。
秋入居群の育児部分/女王蜂の居るあたりは 20℃かも知れない。
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*****生き物たちの森へ*(海抜100m)**
縦の切目は伐採の時に、ふ注意にあけてしまった。
腐っている部分もある。
根っこの方が平らでないので、お直ししよう。 直すと前より悪くなる事が多い下手くそ。
なんとか整えて、内部を焼いてみた。 内部を焼くのは地方によって焼いている処と焼かない地域があるようだ。
焼き過ぎだ! 水にブッ込んで、炭になった処を落として、落とし方もいい加減で、、、
外見では焼いてあるのかどうかは分からない。
日本みつばちは匂いで直ぐに分かると思うけれど、、、
どれ位焼けたか、再確認すると、上から底まで真っ黒け!
来春までには丁度よい塩梅になるかな?
**********お家へかえります**ブブ~~**