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アカリンダニ対策にメントールを使用することの可否について。お役所の正式見解❣

ブルービー 活動場所:福岡県
昭和29年、福岡県京都郡みやこ町生まれ。(現在もみやこ町在住) 令和2年に二ホンミツバチさんが2群来てくれ、養蜂開始 ユーザー名は、ブルービー(幸せ…もっと読む
投稿日:2021 12/13 , 閲覧 879

このサイトで、アカリンダニによる被害が多くあるとが言われ、その対策として自己責任でメントールを使用する事が取りざたされており、私もメントールを使用している一人ですので、所管官庁の見解をしっかりと確認したいと思って問い合わせを行ったところ、この事案に対する見解が、各官庁から示されましたので、取り纏めた要点のみを、次の通り皆さんにお知らせいたします。あくまでも参考ですので、宜しくお願いいたします。

令和3年12月12日

メントールをアカリンダニ対策のとして使用する場合の

福岡県北部家畜保健衛生所の見解

アカリンダニ対策として虫の忌避するメントールを使用することについて、しっかりとした根拠が知りたくて福岡県中央家畜保健衛生所に確認した所、私が住んでいる地区を担当する福岡県北部家畜保健衛生所から回答が有りましたので、その内容を小生が取り纏めた物です。

ブルービー

見解

メントールは、動物用の医薬品として認可されている物ではなく、どの様な目的であっても動物用の医薬品として使用する事は、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」の規定に違反することになり、違法であると言わざるを得ない。

しかし、現在、アカリンダニの対策としての薬剤が無い以上、自分で使用するのであればそれを罰するという事は無いと思われます。

更に、この薬剤を使用する事を他人に勧めたり、薬効が有るというようなことを広めるのは、問題があるので慎んで頂きたい。

メントールを入れた巣箱から採れた蜂蜜の販売等については、保健所にご確認ください。


更に、メントールをアカリンダニ感染症の予防薬として使用した巣箱から採れた蜂蜜の販売について食品衛生法に基づく見解を京築保健衛生事務所に確認したところ次の様な回答を得たので、取り纏めた物を記載します。

見解

メントールは、食品衛生法上、香料として使用する食品添加物とされています。拠って、これ以外の使用については、食品衛生法の規定に違反するという事に成ります。

拠って、アカリンダニの予防薬としてメントールを使用した巣箱から採取した蜂蜜を出荷することは出来ません。

しかし、これを自家使用することについて規制するものではありません。

ミツバチの巣箱に動物用医薬品として使用することの可否については、家畜保健衛生所さんにご相談ください。


コメント18件

papycom 活動場所:栃木県
投稿日:2021 12/13

ブルービーさん こんばんわ

期を同じくして私も本日、栃木県の家畜保健衛生所に同様なことをおたずねし、ほぼ、同じ回答でした。

このやり取りの中で特筆すべき内容のみ、記させて頂きます。

ダニ全般の予防薬として、アピバールを使用してはどうかとの回答がありました。これはヘギイタダニには効果がありますが、アカリンダニに対してはどうか不明ですね。

メントール投与の方法についても、指摘がありました。投与は個人の責任において実施されるものですが、通年投与は耐性ダニとなる可能性があるため、止めた方が良いとのことでした。

投与するのであれば蜂数の増加する春先 及び行動が低下する秋口に投与し、夏場などは休むことが良いとのことでした。

また、アカリンダニの報告が少なく、栃木ではアカリンダニの発生が無いとの見解でしたので、近隣の養蜂仲間の間ではアカリンダニによる消滅も珍しくないと説明しました。やはり、アカリンダニの被害届が出されていない実態が浮き彫りとなりました。

なお、今回、私が問い合わせた主目的はアカリンダニ感染の予防目的で適宜、国で検査できないか(持ち込みでも有料でも良いので)を確認しましたが残念ながら、予防的検査はやっていないとのことでした。

ただし、兆候や疑いがあればいつでも無料で検査するとのことでした。

tototo 活動場所:鳥取県
投稿日:2021 12/13

papycomさん  こんばんわ~。横からすみません。

たくさんの情報ありがとうございます。

国の機関の回答は、教科書どおりですね。それ以上は言えません。

tototoはアカリンダニの検査を5回しましたが、今年から止めました。

メントールを使ってますが、ミツバチには、どうもないようですし、ミツバチにも、人にも害はないように、思うのですが・・・?

papycom 活動場所:栃木県
投稿日:2021 12/13

tototoさん こんばんわ ブルービーさん レス横取りごめんなさい。

tototoさん コメントありがとうございます。

アカリンダニ検査を辞めた理由はどのようなことでしょうか。

メントール使用の是非について、私は議論するつもりはありません。一部の方は違法性を説き、だからと言って対応方法もなくミツバチがアカリンダニによって消滅することが忍びなく、メントールを使用しているものと思っていますので、使用される方も否定される方もそれぞれの意見だと思っています。

私の言いたかったことは国による窓口である家畜保健衛生所にアカリンダニ被害の実態を把握して頂き、被害を食い止める研究が少しでも進めばとの考え方からです。それには被害の統計データがたくさん出来ないと動かないと思っています。その意味でもtototoさんにも継続して報告して頂けたら嬉しいのですが、よろしくお願いいたします。

スー 活動場所:愛知県
投稿日:2021 12/13

こんばんは。

この日誌、資料として留めさせて頂きました。

届出の大切さを、改めて日誌を通して、遠く離れた福岡県のブルービーさんと共有できた様な気持ちさえあります。

実は、私の碧南市の管轄の家畜保健衛生所も同様の回答でした。

混乱を回避する為に、あえてメントール使用については書きませんでしたが、現場で観察・監視・調査をする家畜保健衛生所では、私達の様な「養蜂をする者・ミツバチと共に暮らす者」の思いをしっかりと受け止め現状を知っていてくださっており、その上で、その立場からはメントール仕様を容認する事は出来ないものの「自己責任の下」という点に厳重に注意をされた上で、民間療法としての一例としてメントール紹介などをしてくださいました。

あくまで、紹介という形ででした。

今も家畜保健衛生所とのメールのやり取りを続けていますが、家畜保健衛生所の方も本当に一生懸命、個別で丁寧に日本ミツバチの未来の為に出来る範囲で情報提供という形で協力してくださってます。

m(_ _)m

スー 活動場所:愛知県
投稿日:2021 12/13

tototoさん

自分は使わないからと言って燻煙器を譲渡する事を皆さんに呼びかけた優しい優しいtototoさん。

届出をどうかお止めにならないでいただけませんか(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)

正しい統計が、必ず未来で日本ミツバチを救う事に繋がるはずです。

今は微力で個人的なアドバイスや情報提供だけの行政も、いつか私達の子々孫々の世代で、今残した数が必ず役に立つはずです。

どうか、どうか、もう一度、届出に対してお考え直して頂けませんでしょうか❓

今一度、ご検討、よろしくお願いします(>人<;)

ひろぼー 活動場所:佐賀県
投稿日:2021 12/13

「蜂蜜を売る場合」の保健福祉事務所見解は、こちらも同じです

家畜保健衛生所に、予防として尋ねたところ、

「個人で何らかの処方することは違法です。獣医師の処方を受けられてください」とのことでした

今のところ、私の群では症状を見てませんが

(私が判別出来てないかも?)

ミツバチ研究所 活動場所:熊本県
投稿日:2021 12/13

自己責任で使うのもいかがなものか、

ミツバチの世界では常に盗蜂と言う行動が必ず存在しますので、全く使用したことがないのに、採蜜すると、メントール検出・・・となることが考えられます、周りの方に迷惑になるかもしれないので使用は控える事をお勧めします。

肝心なのは、4月過ぎから12月までに消滅する事の原因がすべてアカリンダニが原因と決めつけていることではないでしょうか、例えば、Kウイングはアカリンダニの症状であると、あまり根拠がないことが定説となってしまっている現状では難しいのかもしれませんが、よく観察、現状分析、することだと思います。

ひろぼー 活動場所:佐賀県
投稿日:2021 12/13

ミツバチ研究所さん

なるほど

「少なくとも」2キロ圏内に、蜂蜜を売られている巣箱があると、使えませんね

今のところ、私の地域ではアカリンダニの感染報告がないそうですので、

使用してませんが

tototo 活動場所:鳥取県
投稿日:2021 12/13

papycomさん   家畜衛生所での、アカリンダニ検査を止めた理由は。

①自分で感染の判断が付くようになりました。

②検査の依頼がtototoしかないようなので?

③国の機関であるので、確定的なことは言えないようですね。

退会済みユーザー
投稿日:2021 12/14

papycomさん

>>(アカリンダニの被害届が出されていない実態が浮き彫りとなりました。)

これにつきますよね。被害がないのだから行政は動きようがないですよね。

退会済みユーザー
投稿日:2021 12/14

ブルービーさん

わかりやすい記事ありがとうございます。

南麓の風と共に 活動場所:山梨県
投稿日:2021 12/14

ブルービー様

貴重な情報提供、有り難うございました。

また、皆様のコメントも大変参考なりました。有り難うございました。

れりっしゅ 活動場所:千葉県
投稿日:2021 12/14

ブルービーさん こんにちは。
テーマがメントールの可否についてなので、内容がとても遠回りのコメントになるかも知れず、迷いましたが、半年余りの養蜂で初心者が考えた事です。

アカリンダニ症の感染は、これからの季節大騒ぎになるんでしょうね。でも、家畜衛生保健所は、その蔓延が起きたとしても、誰に伝えられるでしょうか。1月に各地区の家畜衛生保健所に養蜂の届出をした養蜂家には、連絡先が登録されますから、そこへは、確実に連絡が付けられます。アカリンダニに感染してから、届出をするのも大事ですが、それ以前に、養蜂の届出を出して、養蜂の存在を表出させておくのが先決だと思います。国の方針と各県の方針が統一されてないのか、県によっては、日本ミツバチの登録免除があるようで、その整備が遅れているのが問題ですが、最低でも、養蜂の届出を行う事になっている県では、先ず、養蜂の届出をしっかり行うべきだと思います。4月に登録した際は、何故、業者でも無いのに登録しなくちゃいけないんですか?と、保健所に聞き直す程、意義を感じませんでした。

でも、蔓延したら、自分の力だけでは、どうしようもなくなります。人間に例えると、風邪なら、家庭で何とかできるけど、インフルエンザやコロナの感染者が、自由にウロチョロしたら防ぎようが無いのです。国全体の力の結集が必要になります。それには、どこでどれだけ感染しているか、把握せねばなりません。法定伝染病は、学校では、欠席ではなく、出校停止です。集団に入って来てはいけないのです。

アカリンダニ症のように広がってしまう感染症も、どんなに猛威を振るっていて、どんなに多くの蜜蜂さん達が犠牲になっているか、自分の間隔だけじゃなく、客観的に大きな視点から捉えていかなくてはいけない部類のモノだと、皆さんの日誌を見て、私は実感しました。その分母となり得るのは何か、養蜂人口とか、蜂群数とか、広範囲で客観的な分母があれば、アカリンダニ症の感染の広がりも、客観的に把握でき、一層注意喚起が出来ます。
国に動いて貰う為に、大規模な感染状況の調査は、研究者がやってくれていますね。でも、飼育されている蜂数や群数は? それは、家畜衛生保健所の管轄なのではないでしょうか。それには、正確に飼育している群を把握する必要があると思うのです。

私達、個人の養蜂家(自分は、おこがましいです(^_^;)が出来る事の第一歩は、1月に飼育状況を正しく登録届け出をする事じゃないでしょうか。
その上での、感染症が発症したら発症の為の届出をする。という流れだと思います。
これも県によって違うようですが、「家畜保健所だより」が届き、農薬散布の注意喚起等の連絡が来ますよ。千葉県は、養蜂のガイドラインも発行されており、初心者の私は、罰金扱いにならないようにと、一読はしました。もちろん、その中に感染症を発症したら、直ぐに連絡するようにと、連絡先まで出ています。(それがなくても、このサイトを読ませて頂ければ、大体の情報は教えて貰えますけどね(^^♪)

papycomさんの仰っていた「国による窓口である家畜保健衛生所にアカリンダニ被害の実態を把握して頂き、被害を食い止める研究が少しでも進めばとの考え方からです。それには被害の統計データがたくさん出来ないと動かない」というのも、私も賛成です。が、先ずは、窓口である家畜衛生保健所に、自分は養蜂をやって居ますという登録が無いと、それは統計データとしては、ベース(全体飼育数という分母)が無くなってしまいますので、飼育の登録が先決と思います。

メントールの可否についても、海外では承認されているものであるなら、使いたい人は使う事が可能だと想像できます。それを承認して貰うにも、どの位の飼育状況になっているのかが曖昧なら、国も動かないでしょうね。
私はメントール使用も、合法で自由に選べる環境を目指すのがイイと思います。使っても意味無いとか使ってでも助けたいとか、それを個人の判断で合法的に選択できる環境がイイと思うのです。夏ごろ、サイトの議論を読んで、海外の状況を調べた時期があります。何とか、合法で感染症の予防や治療に役立つ情報はないかと。。
メントールは、手放しで承認している国もあれば、キチンと投与できる期間を決めて、その時期なら蜂蜜にも影響が出ないと細かく承認している国もありますね。
今の段階では、メントールは厳密にいえば違法。と、アカリンダニの研究者の方も仰っていましたね。でも、だからこそ研究者は、地固めをして、研究実績を積んで、日々飼育に携わっている養蜂家とも繋がって、法的整備が進むように、牛歩の歩みでも構わないから、前進する方向を模索して頂きたいし、私達は協力できるところは協力するのがイイなと思います。

余談ですが、日本ミツバチを飼いたい、飼ってみたいという熱は、テレビでも多く取り上げられてきているので、どんどん高くなっていますね。うちのカフェで、蜜蜂が見えますよとご紹介すると、「私も飼ってます。」とか、「是非飼いたいと思って居る処なんですよ~♪」というお客さんが増えていますね。噂を聞いて、来店するお客さんも居ますね。

だからこそ、正しいルールや知識は必要不可欠になりますね。自分も含めて、知らない事が多過ぎます。地域の相談所として、家畜衛生保健所に本腰を入れて頂きたい気持ちです。最初の頃のように、必要ないのにというのは、完全に考え直しました(^_^;)

登録免除の県でも、アカリンダニ症は蔓延している所もありますから、家畜衛生保健所に、こちらから登録を促す位して、日本ミツバチの養蜂の市民権を得て、真剣にアカリンダニ被害の事を、国に立ち上がって貰いましょうよ°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°千里の道も一歩から~(^^♪

長くて済みません。

papycom 活動場所:栃木県
投稿日:2021 12/14

ティーハウスれりっしゅさん こんばんわ

引用して頂けて幸甚です。全面的に賛成です。蟻の一穴ではありませんが、何とかメントールだけでも承認されると嬉しい。

ブルービー 活動場所:福岡県
投稿日:2021 12/14

ティーハウスれりっしゅ様 貴重なご意見ありがとう御座います。

私はこの度は、家畜保健衛生所に確認した内容だけをお伝えして、意見を書かないことにしておりました。

しかし、皆さんからのご意見を見ていると、何も書かないのも失礼かなと思って少しだけここに記載いたします。

れりっしゅ様が言われる事は一々ごもっともですし、そうなれば良いと私も思います。

我々、養蜂家がキチンとした対応を取らな限り、その全貌が見えず、その中で何が起きているのか、ニホンミツバチは野生種ですので、我々養蜂家が飼っているだけではないと思いますが、最低でも我々が飼っている数くらいは、確実に把握できる体制が必要なんだと思います。その為には、全国で画一的に届け出を必要としてキチンとした法体系を確立する必要があります。

更に、ニホンミツバチを飼っている人を何らかの組織に加盟することを義務付け、その組織に開発活動や指導者の育成などをさせて、適正なニホンミツバチ養蜂を確立させる必要もあると考えます。

それが出来れば、全国のニホンミツバチ養蜂の全貌が明らかになり、政府の対策も打ち易くなると考えます。

今あるニホンミツバチの組織は任意で、同好会みたいな集まりですから、何ら確実な機能を持たせ合いませんよね。

これらを統合してカチッとした形のニホンミツバチ養蜂会みたいなものが必要なのではないでしょうか。嘗てに比べてニホンミツバチの要望を楽しむ方が格段に増えて、実態把握ができないことから、対策を打つ相手さえ把握出来てない状況にあります。何とか組織化して、若しくは、キチンとした法改正をして対策をする必要が生じてきているのではないでしょうか。

強いリーダーシップが必要なのか、現状に合った法制度が必要なのか検討して、政府に働きかけることが必要なのではないでしょうか。

何だか無駄に長い文書になってしまい申し訳ございませんでした。

tototo 活動場所:鳥取県
投稿日:2021 12/14

ブルービーさん  いつも貴重なご意見・ご指導ありがとうございます。

国は、農家と自然界の両立は出来ないようです。西洋ミツバチは職業で、日本ミツバチは趣味なんでしょうね?

れりっしゅ 活動場所:千葉県
投稿日:2021 12/14

papycomさん 使う使わないは、飼育者の方針で決められる環境ができたらイイですね~(^^♪

れりっしゅ 活動場所:千葉県
投稿日:2021 12/14

ブルービーさん 素人の浅い考えを真摯に受け止めて頂いて、有難うございます。
私は、研究者の方々にも強い期待を持っています。研究というのは、理論の先に、実践実動があって初めて成功だと思いますから、論文出して終わりという事は無いと期待もしています(●^o^●)
だからこそ、ホンの少しでもイイから、自分にも協力できる事、一助まで行かずとも、0.5助でもイイから寄与出来たらイイなぁと思って居ま~す(*^▽^*)

投稿中