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ニホンミツバチ
鳥居金之丞備忘録 日本みつばちの12か月  2022年1月2日

おっとり 活動場所:千葉県
ワバチが棲みたくなる洞をつくる。
投稿日:2022 1/2 , 閲覧 277

3度目にしてやっと一年間を通して養蜂できる目途がたった。

これを機に年間スケジュールを整理してみた。

巣箱内温度は育児部分が35℃前後だが、貯蜜部・貯花粉部は季節により違ってくるが育児部の温度とはずいぶん低めの温度になっていると推測している。

夏は暑すぎないように集合しないで内壁等に張り付いている。

[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/125/12505194526001669453.jpeg"]


下は長女群の夏

[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/111/11164142014118010637.jpeg"]




12月

やっとオオスズメバチやキイロスズメバチの襲来を終えて、越冬用貯蜜に大忙し

巣箱の中は女王蜂のいる中心当たりの巣板を齧り取って集合して、女王蜂と群を温めている。

蜂球の中心温度は30℃から34℃位ではなかろうか?

11月と12月は少しだけ育児をしているように推測している。

[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/049/4943663661865517666.jpeg"]


1月

貯蜜を消費して越冬を継続。

巣箱の中の温度は太陽や外気の影響を余り受けない構造が良いと思う。

私の巣箱はこれから数年は丸洞だけで行う。

設置方法は地面を盛土してレンガを2段積して、真中は直接巣カスが地面に落ちる方式を標準とする。

この上に丸洞を置く。

[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/158/15844534429028447625.jpeg"]



[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/088/8806261398253246091.jpeg"]




この時期の蜜源植物は侵略的外来植物のオオバナセンダングサが年中咲いているが、、

ローズマリーが咲いているかも知れない。


2月

この頃から女王蜂はぼつぼつ産卵を活発化させる。

外勤蜂の花粉搬入もあるが、蓄えられた花粉や蜜で育児がなされると思う。

この頃の重要な蜜源植物はウメ・ツバキ・ヒイラギナンテン・ショカツサイ他


3月

この時期の蜜源植物は多くなる。外勤蜂も活発化する。

カンヒザクラ・モモ・キイチゴ・レイシ・トサミズキ・アンズ・ボケ・ヒサカキ・沢山の野菜など

下旬には分蜂が始まるかもしれない。

女王蜂の生育日数は15日位なので3月10日前後から王台に産卵される事になる。

分蜂に先立ち雄蜂の蓋が見られるようになったら要注意。

巣箱に耳を当てれば年長王女のtooting と年少王女の quackingを聴く事が出来る。

[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/146/14680249085369012479.jpeg"]


4月

分蜂まっただ中。

下の動画10秒目から13秒目に長女のtooting が聞かれる。 E.Iさん提供

[uploaded-video="48397a906b8d11ec823edf546e75fcf5"]



分蜂がいつ有るか? 2021年春には4回分蜂があったが、隔日とも連続とも色々なケースがあるが、年長王女のtooting と 次の王女のquackig が聞かれたら、分蜂が当日か翌日にある公算が高い。

[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/003/370603771486469449.jpeg"]

分蜂捕獲方法が分蜂板などに毎年同じ処に分蜂後に集合するらしいが、私の群ではやっかいな場所に集合して困惑した。

2022年の分蜂捕獲は下の画像の様なものを作成して、優しい捕獲ができるかどうかを試して見る心算。

ザルの周りに布を垂らして、蜂球の上から被せ取り込む方式。 まだ一度もやっていない(笑い)。

[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/020/2070480312049479191.jpeg"]



5月

分蜂後の跡取り末娘群と、母親・長女・次女・三女などの群とは異なった生育となる。

跡取り末娘群には越冬から残された蜜を引き継いだ群なので、余剰があれば採蜜できる事が多い。

跡取りではない春から新規に世帯を持った群からの採蜜は群の成長次第で採蜜が秋には可能となる事も有るらしいが初心者はその年に採蜜する事は通常はさけると師匠から教わった。


6月

梅雨なので雨が巣箱に及ぼす悪影響を防ぐ工夫をする。

泥ハネ注意。

この時期の蜜源植物はアカメガシワ・アサヒカズラ・クロガネモチ・シナノキ・トチノキ・ツブラジイ・イタチハギ(侵略的)・ネズミモチ・ムクロジ・アベリア・サカイ・その他一杯あり。


7月

そろそろ暑くなるので巣箱に日光が当たり過ぎない工夫。

私は落葉樹を巣箱の前に植える事が好きだからそうしている。

ここでも板厚の厚い巣箱が好ましいと感じる。

日本みつばちは温度センサーを持っているとは言うけれど、温度が大きく上がったり夜間に下がったりしては調節しにくいと思う。


8月~9月

巣落ち防止棒

私は丸洞で内径が250mm以内、壁厚80mm以上を標準にしているので、巣落ち防止棒は不要と考えている。

しかし内部の温度を知りたい為に結果的にガラス棒温度計を内蔵させたしの竹を数本入れているので、巣落ち防止棒になってはいる。

日本みつばちは巣落ち防止棒を通常は嫌っていると感じる。

8月から11月まで、キイロスズメバチとオオスズメバチ等の襲撃を受ける。

今年からはスズメバチ対策にはネットとペッタンコは使わない事にする。

丸洞なので壁厚が80mmで縦型巣門でチェンソーで刻んだ幅なので7mm位。

オオスズメバチは齧れないと思う。

多段式巣門は気に入っているので取り付けるかも知れない。(久志富士男さんは多段式の重箱式)

[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/099/9943284159730753494.jpeg"]

また、台風など風対策も必要。


採蜜 採蜜は行う事を前提とする。

逃去群・消滅群は消滅後速やかに対処する。


10月

結露で巣門前と角が湿っていた。 この時は気が付かなかったが数日後、結露水と底に落ちた巣カスやゴミがヘドロ状になっており、花粉を搬入したい働き蜂が嫌がっていた。

これ以降、巣門は縦型を必ず付けることにした。


[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/090/9004634463457492558.jpeg"]


結露は12月まで続いた。

[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/052/5292446000328822416.jpeg"]


11月

寒さ対策。

丸洞なので特にすべき事は無いが巣門から風が入らない工夫はした。


12月は一番上に戻る。

尚、夏モードとか冬モードとかの考えはない。 敢えてそれらしのは落葉樹のはっぱが着いたら夏モー、落葉したら冬モードと言うことになる。

オオスズメバチ対策の網もしないので、付けたり外したりしなくて済む。

今年から少しづつ見て楽しむだけ養蜂になりたい。

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