投稿日:2018/6/24 18:11, 閲覧 285
分蜂シーズン(年に1度のお祭り騒ぎ)も一段落し、越冬元群や分蜂群の成育状況、遮光対策、継箱、金稜辺の回収を終えて、自宅群の家賃(採蜜)を行いました。
自宅1号群は4月の分蜂時期の後、6月に孫分蜂をしてしまい、古巣処理(採蜜)のタイミングを推しはかっていました。採蜜に関しては少しこだわりがあって、重箱5段(蜂数約12,000匹)以上に増巣してから巣箱の縮小(採蜜)を行います(幼虫・蛹・花粉対策)。
自宅1号群は重箱7段(+基礎:扉部分)は内検しながら、結果的にはエイヤ!と気分任せですが・・・。
最上段の越冬巣板を解体し、新たに形成した貯蜜巣板は子育て後の再利用巣枠ではないので、適当に増巣していました。糖度は79.5度。約3.5㍑。春蜜ではまあまあ合格点でしょう。
さらに、採蜜後のフォローが大事です。私はアカリンダニ対策でショートニングパテを給餌します。蟻酸やメントールを用いた対策が面倒なので・・・。これ以上は、和蜂の生命力と耐性に期待しています。パテは1群1回当たり200g程度。1~2ヶ月に1回実施(内検、継箱や採蜜時)。天板スノコ上にパテは置きます。
ショートニングパテは、①ショートニング、②グラニュー糖、③蜂蜜を準備します。
①DAABON(有機JAS認定ショートニング):トランス脂肪酸フリータイプ。
②グラニュー糖は特にこだわっていませんが、市販のものでOKです。
③蜂蜜はスーパーで売っている安いものを使用(和蜂の蜂蜜はもったいないので・・・)。
混合比はショートニング:グラニュー糖:蜂蜜を2:4:0.5~1(蜂蜜は気温で調整)の割合で作ります。
ショートニング(パーム油)パテは、和蜂は嫌いでほとんど食してくれません。でも、食べる工夫が蜂蜜と天板スノコ。蜂蜜を混合しても油が嫌で蟻は寄り付きにくいです。
どじょッこ
島根県
日本蜜蜂に興味を抱いた頃、2006年に地元神社の狛犬土台(石垣)に栄巣していたちびっ娘達が殺虫駆除され、近隣2ヶ所の自然巣も同様に処分されました。 日本蜜蜂でも...