6月3日から観察を続けてきた元母親群の無王群ですが、今回あこらめることをここにご報告いたします。
当初いくつかあった王台ですが、1つを切り取り、巣枠に取り付け、戻り蜂を利用し、分割させました。
その際、蜂数が心配だったので別の群から蓋のかかった巣枠を1枚与えました。
こちらは羽化、交尾、産卵がうまく成功しました。
一方残された方は途中までは良かったのですが、王台に"蓋掛け手前"で潰されてしまいます。
その後王椀を作るので、別群から卵を移動させますが途中まで育児して潰してします。
今思えば外勤蜂が取られて蜂数が減ったことにより、正常に育児ができなくなっていたものと思われます。
今更気付いても後の祭り、別群から卵と蛆のついた巣脾を与えても育児ができず潰されてしまいました。
手の掛かるであろう蛆を先に潰し、卵は孵化直前では育児するのですが、結局育てられずに放置されてしまいました。
今回、私の人為的なミスで群を消滅させてしまいますが、ここに記し次への糧にさでていただきます。
造巣が止まった巣脾、日に日に軽くなる巣箱、黒々ボロボロな働き蜂、頑張ってたのにごめんね。
ありがとう