4/25に日誌した “クロスズメバチと思われる蜂”に、昨日再会しました !(^^)! 体長・触角の特徴・くっきりした横縞は 前回同様。 今回は+の特徴=両肩の「ハの字の筋」も確認出来ました。 『クロ』でした (^_-)v … 当然、今の時期ですから、女王様です。
残念ながら今回も観察重視で写真はありませんが、前回(花の咲いていない樹の周囲を飛び、クモにアタック)とは違った様子を見せてくれました。 今回はホルトソウへの訪花です。
左側の六角形で括った部分は、去年生えていた跡地で 落ちた種から発芽した群(島)で、敷地内のあちこちにあります。 花がかたまってあるので ニホンミツバチ達には人気で、朝から夕方まで訪花が絶えません (*^^)v
それを避けるかのように、クロちゃんは右側の1本で実生した樹に訪花していました。 そそくさとほぼ全ての花を訪れ、その後見失いました。
今回の遭遇の成果は、蜜源(今回はホルトソウ)に対する訪花もあるということがわかったことです。 それと ニホンミツバチ達が好む密生した蜜源の方がクロちゃんにとっても魅力的なはずですが、ニホンミツバチが余り来ていない1本株で集蜜していたということは、クロ彼女〔更には他のスズメバチ達〕の本能なのでは? と思います。 … 自身の重要性(その後の群の運命を左右する)をわかっていて、『ニホンミツバチの伝家の宝刀』による自身の死を避けるべく 「安全優先」で行動していると思えます。 この時期 他のスズメバチ(女王蜂)でも、ニホンミツバチの巣箱を確認しても、その多くは 横目で眺めてやり過ごします。 このスズメバチ類の女王蜂の振る舞いに共通した行動だと思いました。
では、前回遭遇時のクモに体当たりする危険な行動は? … 私の想像ですが、クロちゃんはまだ細身で、餌になるもの(虫や花蜜、樹液など)を盛んに摂取していて、美味しそうな餌の虫を追い詰めたもののクモの巣に掛かってしまい、そのクモにイラっとしたんでしょうね!?
いずれにしても今回のことで、畑(害虫)や花(蜜源)があれば、クロちゃんが来てくれることがわかりましたので、クロちゃん用の待受け巣箱 というか エマージェンシー時に避難できるシェルター巣箱を造ってあげたいと思いました。
この時期、スズメバチやアシナガバチの駆除用の『誘引トラップ』による女王蜂の虐殺は止めましょう! 最悪 逆効果にもなりかねません!