“まさか”と思ったのは、4日前に巣箱の前に居た時、裏側にひょろっと生えているホルトソウに訪花するクロスズメバチを確認。〔通算3回目の遭遇〕 ちょっと見えにくいので、ぐるっと回り込んでホルトソウの裏へ移動しましたが、クロちゃんの姿はナシ、まかれちゃったか?
慎重に周囲を探しましたが、見つからず (T_T) ・・・ するとちょっと気になる穴が地面に❕ ここに入っていったのかも? もしやこれはクロちゃんの巣穴? (((ʘ ʘ;)))
巣穴は写真中央のやや左側です。 上の写真の前に女王様の入退出を観ましたし、間違いないと思いました。 また今朝は女王様以外に 体が小さく(8~9mm)細身の個体(複数)の入退出を初めて観ましたので、新生働き蜂だと思います。
恐らくですが、待ち箱の台座を防護壁に利用すべく、静かに営巣を始めたものの、隣にニホンミツバチの探索蜂が押し寄せて 更には分蜂群が入居して大騒ぎに。 今双方ともその存在に気付いているはずで、これからのご近所付き合いをどうしたら良いか 悩んでいるところだと思います。
上下の写真にはいくつかの変化があります。
①ニホンミツバチの巣箱位置 : 上は巣穴との距離=20cm、下は30cm 〔犯人は私〕
②クロちゃんの巣穴上方の木の板の位置 : 雨除けになるようにズレています 〔犯人は私〕
③巣穴を覆う木の葉の位置 : 少し離れた場所にありましたが、巣穴の上に移動 〔犯人は私でも風でもなく、多分クロちゃん〕 ・・・ 上の写真を撮る前は、下のような状態で、私が上の写真のように近くに除けておきました。 巣穴を隠す行動でしょうか?
クロスズメバチには女王様に謁見させてもらっただけで感激していましたが、まさかこんなことになるとは!? 夢のようです (^J^) … 蜜源を増やすことは、本当に大切で素晴らしいことです。
ただ大きな感激と同時に大きな不安を抱えたことも事実です。 これからどうしたらいいか?です。 考えた末 以下の対応をしようと決めました。
(1) 当面は現状維持で様子見 〔異なる野生種の群が隣り合わせという貴重なシチュエーションなので、まずは観察を優先〕
(2) もしバトルや補食などが起きたら、ニホンミツバチ群の巣箱を他の場所へ移設
(3) 両群がお互いに干渉せずに営巣を継続できても、来る夏~秋には ニホンミツバチの巣箱がオオスズメバチに発見されると、クロスズメバチがとばっちりを食ってしまう (>_<) ⇒ シーズン前に 巣箱の移設をするか、クロスズメバチの巣穴を覆うシールドカバーを被せるか、スリット付きの箱を被せるか など考えています。