生きものを殺すのは気がすすまない。
これは仏教の教えなのか、育った環境なのとにかく気が進まない。
と、言いながら蚊が目の前にくれば、即座にパチン。 少しも心の痛みを感じない。
セイヨウタンポポをムキになって抜いた事もあった。
植物を殺す時も殆ど痛みを感じない。
昔、鶏を飼っていた時がある。 雄鶏も一緒に飼っていた。
ひよこが生まれる。 中には雄鶏も半分位混じっている。
雄鶏は大きくなると、斧をフルって命を終わらせ食卓に上った。
美味しい肉ではあったけれど、斧を振り落とす時には正気では居られない。
スーパーマーケットで買う時には何の痛みも感じず、肉や魚を買ってくる。
先日、アカミミガメのお母ちゃんを道路で捕獲した。
悩んだのちに殺した。 これは痛みを沢山感じた。
外来種で増えすぎると日本の生態系??? それは分かるけれど、殺す時にはつらい。
殺した後も数日やりきれないものが残る。
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自宅からみつばちレストランに行く途中に大きなトウネズミモチが生えている。
まもなく一杯花を付ける
葉っぱの肉厚はトウネズミモチは薄いものが多いが、あいのこなのか靴ベラのように固く厚いものもある。 上の大きなトウネズミモチの同じ木の葉を太陽に透かしてみた。
肉厚が厚くてもちゃんと葉脈がくっきり見える。
下の画像はみつばちレストランに植わっているトウネズミモチだ。
数年前にネズミモチとトウネズミモチが合計で30本位、みつばちレストランに植わっていた。
その時点でトウネズミモチだと分かったものは殆ど抜根した。
植物の抜根には痛みを感じない。この感覚も本当はオカシイのかも知れない。
下の画像、トウネズミモチは成長が早いと書いてあったが、確かに成長が早い。
みつばちレストランのネズミモチは成長が遅く、花の数も少ない。
もっとも栄養は太陽と雨の他は何もしていない。
下のトウネズミモチは花が咲いたら、実になる前に抜根するつもりでいる。
確かにトウネズミモチなど外来種がこんなに勢いよく成長したのでは、ネズミモチが押され気味だけれど、ほおっておくと、やがてはトウネズミモチだけになって、ネズミモチはなくなるのだろうか?
セイタカアワダチソウは誰でも知っている、養蜂家にとって有りがたい存在だ。
だんだん、何がなんだか分からなくなる。
愚痴の話もおしまい。
ネットにUPしておけば、将来孫が見てくれることもあるかな?
世の中は便利になった。
私の祖父母らがどのように生きていたのか、今となっては知るすべもない。