吸虫器で無事検体を採取し、国環研Beeプロジェクトに送った検体の分析を頂きました。
送った検体を全て診断して下さったそうです。が、、、それは困惑の結果でした。
(今までの経緯: https://38qa.net/blog/295477 )
【雌雄モザイクかどうか】
全て雌の働き蜂でした。雌雄モザイクの個体は見られませんでした。
【ギョロ目に見える蜂かどうか】
黒毛の個体と、薄茶毛の個体の2種類が存在するという事だそうです。先月防疫課の診断の黒毛が目と同化してギョロ目に見えると、一致する回答と判断しました。
結論としては、「他でも見られる形態差の範疇と判断できる。」という事で、これも防疫課の診断の「蜜蜂の群の個性」と一致すると思われます。
そこまでは良かったのですが、その後が難題になりました。
【腹部の萎縮】
「腹が縮んだ個体は複数見られ、これは病気やスムシが原因の可能性があります。ただし、現状では、確定的な診断はできません。」という診断結果に、複雑なハテナが浮かびました(?_?)
腹部の萎縮という言葉が多く現れるのは、ヘギイタダニ感染の病気です!
一般的には、日本蜜蜂はヘギイタダニに感染し辛いと聞きますが、ヘギイタダニの中には、東洋蜜蜂を狙う種類が居ると、坂本博士の論文で読んだことがあります。県別の感染データの中にも、ごく少数ですが、日本蜜蜂のヘギイタダニ感染もあったと記憶しています。
やはり、ヘギイタダニ感染も考えなければならないのか((+_+))
又も、防疫課に再相談をかける事に、振出しに戻らねばならないでしょうねー(^^;
「スムシが原因」という事には、どう調べても良く解らなかったので、再度「スムシと腹部の萎縮がどうかんれんするのか」聞いてみました。
回答は、「蛹がスムシに接触することで影響を受けます。」との事で、蛹の居る房までスムシが上がっていたとすれば、スムシが巣板を食べながら、蛹に触れる事は在り得た事ですよね。それによって、腹の縮んだミツバチが生まれてしまった可能性があるなんて❣ その娘達は、腹が委縮したまま、普通に生活が出来るのかしら。゚(゚இωஇ゚)゚。
私がググった範囲では、スムシに依って腹が委縮するなんて、調べがつきませんでした。子ども電話相談室みたいな質問になってしまった私に、懇切丁寧に答えて下さって、プロジェクトの皆様には、本当に感謝です(*- -)(*_ _)ペコリ
でも、これ以上は、研究機関であるBeeプロジェクトの皆様を煩わせる事は出来ず、自力で解決の方法を模索するしかありません(>_<)
腹の萎縮した娘って、どの娘???分蜂前は委縮してなかったとしたら、やはり、大分蜂で弱った群がスムシに征服されそうになった時に、スムシにやられたのかしら。。
「いずれにしても、スムシの発生を抑えられないほど、弱群になっていると考えられます。」との警鐘も頂いたのですが、それに関してだけは、随分改善されていると思います。この一週間、底板にスムシは皆無ですねー(^O^) 7月30日から目撃していません。
時系列で考えると、大分蜂で蜂数激減から10日後にスムシ激増。巣の中もスムシが闊歩して歩いてたとしたら、蛹に触れたかもしれませんね。
大分蜂以前だとしたら、新入居して3週間後くらいに、スムシの糸がビッシリ張った事があります。その時も掃除とえひめAIで沈静化したのですが、その2回が危険信号だったかも知れませんね。
群の状態としては、先日時騒ぎもあり、新女王が健在で、これから蜂娘が増えるであろう時期です。毎日花粉を運んで往来していますし、蜂数も激減以降からは、減ってはいません。(未だ激増もしてませんけどね)
信じられない事に、またまた王台が出来ていますΣ( ̄□ ̄|||) これ以上の分蜂は命取りです。再度、群の判断で、王台を齧り落としてくれると願っています"(-""-)"
明日はまた防疫課のスタッフさんに相談をかけてみます。折角、御守りとして仕舞ったチモバールは、使わなくて済みますよーに願っています୧(˃◡˂)୨