このところ、所用で不在にすることが多く、冬囲いの第2弾(既に作業済みの第1弾=ドンゴロス巻きの上から、更に第2弾として藁囲い)もまだこれから。その作業前に、昨日各巣箱を12日ぶりに内検しましたら、我が蜂場全8群の内、2群が消滅していました。20日ほど前から2群とも蜂数の減少とアカリンダニ症状と思われる液状の脱糞やKウィング、徘徊等がありましたので、こうなったらもう手遅れ、近いうちに消滅するのではないかと心配はしていた矢先の出来事でした。(自己責任で予防に用いている簀の子上のメントール投与も、晩秋の気温低下で昇華せず30gのままでした。)
毎年のことですが、たとえ1~2群でも巣箱が居抜きで空き家になるということは、淋しい気持ちになりますね。
標高1000m超えの高冷地では、毎年越冬開けに蜂群数が前年の半分~3分の1ほどに減りますので、まだまだ油断は禁物です。
次はお見苦しい写真でご免なさい。つい先日、11月29日午前中の様子です。雨降りの中、多分脱糞しに出てきたチビッ娘たちだと思います。今回の壊滅はそれから僅か9日後の出来事でした。アカリンダニ罹患の結果とは言え、初冬の高原の寒さが壊滅に一層拍車を掛けたのではないか…と考えています。
八ヶ岳南麓高原では間もなく本格的な冬に。今週に入ってからの最低気温はまだ-5℃(1昨日)、-3℃(昨日)、-4℃(今朝)ですが、真冬になれば、連日-10℃以下になります。冬囲い第2弾の作業を早く完了せねば…と急いでいるところです。
ちなみに今朝の霜柱は8~9cmでした(家内が朝7:30頃スマホで撮影)。