一昨日 待ち箱(8基)のくもの巣を払って置き場所を微調整したり、分蜂集合板(5枚)を木の枝下に設置したりしました。
待ち箱への蜜蝋塗り付けは、これからボチボチと と考えていて、集合板は以下のような感じです。
越冬群が1群というのは、精神衛生上 絶対に避けたいことですが、世話の手間や分蜂絡みの作業の手間、給餌用・ダニ対策用・その他種々の資材の準備・消費が最小限で済むので、逆に有難い形かも!?
1群のみでの越冬は、他にもメリットがあります。 競争相手である近隣の群が居ないので、盗蜜騒ぎが無いせいだと思いますが、ピリピリ感がありません。 寒い時に 覗いても、「臭い付け」や「特攻」などの行動には出ません。
冬場はミツバチが過敏で 攻撃的だと言われますが、私は冬場ほど巣箱に日参して 内検はしなくても しっかり足音を立てて近づき、励ましの軽いノックをするのをルーチン化しています。 冬場はちょっかいを短時間化&恒常化した方がいい(思わぬ双方の被害を回避できる)と思っています!
これからの時期は雄蓋の落下が気になりますが、これまでに2~3個/日落ちたことがあり、現在十匹程度の雄蜂がうるさく飛んでいますが、”分蜂の兆し”の雄蜂はまだまだ先(3月中旬頃)と思っていました。 ところが昨日底板上に20個+蜂球で見えない所に多分10個ほど雄蓋が落ちていて、今朝見てみると さらに20個ほど落ちていました。 ➡ これは「分蜂を予見させる雄蓋落下」と判断しました。
それでは 分蜂のXデイは? となりますが、ヘボな予想では、『3月15日』 となって、4年間で最早となります。 昨年はアカリンダニ罹患の影響で5月後半の分蜂となりましたが、それまでは4月の中で分蜂していて、最早は4月1日でした。 どうなることやら … ですが、大幅に分蜂時期が早まるとすれば、今回はアカリンダニの影響はほとんどなく、蜂数は今も多めですが これからどんどん増えてくるでしょうし、分蜂回数も多めかもしれまん。
あっ、巣箱への蜜蝋塗りは早めにしなきゃ …。
話は変わって、1週間前に蜜蝋クリームを作りました。 ハンドとリップで、1月に商店経営の知人に「ハンドクリームは 冬場に『かかと』のひび割れ防止にもいいですよ!」とプレゼントしたところ、好評を得て 店頭に並べる分の発注を受け、先日無事に納品し、加えてニホンミツバチやその貴重な蜜蝋、そしてそれを使ったクリームについての解説を添付しました。 尚、製品はフルオーガニックで余計なものは不添加で安全、化粧品ではなく雑貨品、肌への使用は自己責任で と伝えています。
ちなみに蜜蝋クリームやワックスの製作には、産品の種類ごとに、るつぼ兼とりべとして 下の写真のような「アルミ缶をやや斜めにカットしたもの」を使っています。 残り湯はそのままにしておきます。
クリーム類やワックスの容器については、手持ちのプラスティック製を使い切ったら、リップクリーム用以外は アルミ製に切り替えます。 ⇒ 石油由来のプラスティックの使用量は 誰もが激減させなければいけませんからね(╹◡╹)