昨日アップした日誌に書いた採蜜作業の濾過工程中の待ち時間にいろいろ撮影してきました。
うちの群は女王死亡から雄蜂発生の段階に入っていましたが、T.山田さんから残った子たちを合同で救いません?という話を実はいただいていたのです。
が・・・その数日後、雄蜂の発生停止+働き蜂の急減が起きたのでこれはうかつに合同は駄目かも?ということで様子見してたのです。寿命とかならいいのですが病気なんかだとご迷惑をおかけするだけになりますからね・・・。それでこの日また内見してたのですが。
開門して・・・なんだこれ???いきなり巣屑が山盛りに落ちてます。
実はこの2日前に底板の清掃したばかりだったのでなんでこんな大量に巣屑が出るの??と。
群が弱り切ったのでスムシあたりに取りつかれたか?と
うーん、撮影しても目視してもそれっぽいものはいないんだよなぁ・・・
と、いうことは蜂たちの行動の結果なんですかね??
しかしまあ、ここまで個体数が減っても巣を放棄できないこの子達は悲しすぎるな。
いわゆる雄蓋ですよね?これ。雄蜂はいまだに多少出てきてはこの群れの唯一匹の門番さんに撃墜されたりしておられます。というか・・・撃墜するんだなぁと見てて驚きましたが。
うちの敷地やその周辺はそんなにミツバチに過酷かなぁ・・・というとそうでもないと思うのですよねえ。これはこの日うちで咲いてたツタの花に訪れてるミツバチなのですが。
わかりにくいですが大量訪花で
多分3m×7m程度の開花区画に1000匹以上はぶんぶんと。
上陸したてのアマガエルベビーたちもとても迷惑そうです・・・まあ、実は狙ってるのですが君ら体の大きさほぼ同じだからね?
この訪花してる群は確実に西洋ミツバチであろうでかいわ黄色いわという個体がいますから恐らく西洋ミツバチの群なのでしょうけどねえ・・・これがうちの子達だったらと少々呪わしい気分ですね。
ハナバチの王様(でかさが)クマバチです。
トンボの目のように頭部の多くを占める複眼は雄蜂の証です。このへんはミツバチとも共通してますよね。
吸蜜に満足して夕方眠り始めた様子です。蜜蜂のような社会性を持たない彼らは自由なのだか孤独なのだか。
この季節のうちの主力花粉媒介者のトラマルハナバチ。個体数はそれほど多くないのにウリ科植物などはほぼ頼りっきりなのでお迎えしたミツバチたちは期待の的だったのですよねえ。
ご存じ、空飛ぶ毛玉マルハナバチです。クロマルかコマルかもしれませんが見分け付きません。ブルーベリーなどはこの子らがいないと始まらないのですが野菜などにはなぜかあまり来てくれないのですよねえ。
コナハバチの類です。これもウリ科植物に来てくれるのですが体も小さい数も少ないとあまり頼りがいがw
というようにそれなりにハナバチの生息環境としては悪くない地域だと思うのだけどなぁ。なんでうちのミツバチ達はこうなってしまったのかとぶんぶん蜂たちを眺めてると思ってしまう今日この頃なのです。