蜂児出しの一因かとプローブ(測るポイントが配線の先)付温度計を4つ付けてみた処、大変意外な数値でした。
取り付けたのは屋根裏部屋と巣門内外と底網下です。
巣板32℃、育児域35℃に蜂が調整(加温)してると想定すると気になるのは屋根裏にどれだけ熱が籠ってるか、、
でも、実際は巣門の内外でハッキリ1℃以上の温度差があるのに対して、巣門内と屋根裏部屋では1℃未満の温度差でしかない。
これは外気温が低い朝夕でも、気温の高くなる正午前後でも同じ傾向で最も温度の高い屋根裏部屋が30~33℃といったレンジでした。
この結果から想定される巣箱内の気流をモデリングしてみました。
エイドリアン・ニューウェイの様にはいきませんが、まぁ、概ね、この様な巣箱内対流になってるのではないかと思います。
この大枠を認識した上で、巣落ちの原因となる上部の熱籠りを防ぐ方法を考える必要があります。ポイントは対流、違いが出るとすれば下降する気流が通る壁際に気流を乱すものがあるとか上昇と下降の流れがぶつかる様な周辺形状になってるとか、、
いやぁ、測ってみないと分からないもんです。