以前、暑さによる巣落ちを考えてみたのだけれど、それだとどうも可能性が低いと感じた。
で、実際に巣落ちした内容を読んでみると略100%スムシが目撃されている。
勿論、底板に居て落ちた巣に喰い込んだ可能性もあるけど、他に巣落ちの要因がないのなら、スムシによる巣落ちが可能性が高いと思われる。5月と9月に成虫ってことは夏は幼虫だろうし。そもそも落ちた巣屑で育つにはお掃除を手伝ってくれるだけであまり実害は無い、問題は巣板に上がってくること。
先ずは巣板への侵入経路ですが、
①巣板に産卵
②天井に産卵
③側壁に産卵
④底板に産卵
⑤外壁に産卵
③④⑤に対して蜂はあまりケアできない様に思う。なので①②くらいは蜂に排除して欲しい。これもできないくらい弱った群だと、まぁ、仕方ないのかなぁと。
①②さえ防いでくれたら、人がやってあげられることはあると思う。
先ずは巣枠式、巣板が枠によって独立し天板も兼ねているので、侵入も難しく同じ理由で伝播もし難い、やられた巣板だけを処置することも可能だし、そもそも喰われても略落ちることが無い。巣枠を載せる部分に金属等を敷けば巣箱に穴を明けて内側から侵入しようとしても不可能なので蜂が①②を防いでくれたら、略、侵入経路は消すことができる。
次に墓石などもメジャーな自然巣の営巣先だと考えると、重箱サイズを大きめにして側壁への接着をさせない様にして墓石重箱にすれば、巣枠式同様、①②さえ蜂が防いでくれれば侵入経路は無くなる。只、夏は冷たい墓石で良いけど冬場はどんどん熱を吸い込むのでそのままだと蜂蜜の消費量がとんでもないことになりそうなのと継ぎ箱が人間業ではなくなってしまうのだけれど。
で、多くの問題は③だと思う。
巣落ち防止棒は嫌われる、それでも巣落ちしない様に内寸を小さくして、巣板を側壁に接着させる、しかし、それがかえってスムシ侵入経路を短縮し、防衛線を桁違いに延長し、且つ、側壁に穴を明けられた場合は蜂から為す術を奪ってしまう。この潜り込みに関しては天板も同じことが言える。
潜り込み防止に対しては、masaXさん実践の70メッシュ天板が有効だと想像できる。潜り込むことは不可能なので、表面しか侵入経路は無く、これは蜂が対処できる。
又、できれば側壁接着はさせない方が防衛線が圧倒的に短くなって良いのだけれど、側面に70メッシュを貼ることで側壁からの潜り込み防止はできるので、蜂の不可抗力は人が防いであげることができるのではないかと思う。
あぁ、それとスムシっ子カードがありましたね。w
今の処、スムシは見ないので他人事ですが、、、