前回の「総内険」から20日が経過したところで また各群の巣箱内の状況をチェックしました。(自宅蜂場の小回診!?) … 各群とも前回(11/05)との対比写真で、時間帯は7時頃です。
前回が気温=17℃だったのに、今朝は ぐっと冷え込んで 5℃! さすがにいずれの群も、コンパクトで綺麗な蜂球をつくって凝集していました。
【元巣群】 蜂球:3段下/全5段 + 盛上げ巣:70%
蜂球下端は 1/2段程度上がっています。
【長女群】 蜂球:4段中/全5段 + 盛上げ巣:80%
蜂球の変化はわずか(2~3cm程度)ですが、この群のみ底板上に 以下のように横たわるちびっ娘達70匹程確認しました。
大半の蜂さんは赤舌を出していますし、被害はこの群だけでしたので、『農毒害』と判断しました。 … 1割程度の蜂さんは肢をゆっくり動かしていましたが、気温が高ければ 痙攣状態だったと思います。 ➡ 一応 朝陽に当ててあげましたが、ほとんど蘇生はしませんでした。
【次女群】 蜂球:4段下/全6段 + 盛上げ巣:90%
蜂球は縮んで丸くなっています。 尚、伸びすぎてしまった巣板2枚の露出下端は、一昨日もぎ取りました。
今後1~2週間様子を観て、場合によっては「減箱」するかもしれません。
【三女群】 蜂球:3段中/全4段 + 盛上げ巣:70%
前回 内壁に散らばっていた蜂さんは、もう居ません。 蜂球もぎゅっと締まって 綺麗な球形です。
【嫁入り群】 蜂球:4段上/全5段 + 盛上げ巣:80%
こちらも内壁から蜂さんの姿は消え、綺麗な丸い蜂球に凝集しています。
現時点では この群の蜂数が最も多いと思われます。 … この群以外では 夜間~朝方の時間帯、簀の子上にちびっ娘は見当たりませんが、この群は沢山たむろしています。
【自然界からの自主入居群】 蜂球:3段上/全4段 + 盛上げ巣:70%
蜂球の大きさの違いは分かりにくいですが、前回より凝縮していることは、巣落ち防止棒の見え方の違いでわかります。
今朝の冷え込みに対して、全6群共 きれいな蜂球を造って堪えていましたので、冬越しのトレーニングも進んでいるようです。
また 冬場は特に自宅の蜜源が重要なので、咲き始めた「アスパラ菜」の他、これから咲いてくれるはずの「小松菜」や「ブロッコリー」に期待しています。