どうも色々納得いかない、書いてあることが全て正しければ矛盾している。'15年の前田さん他のミツバチに寄生するアカリンダニ-分類,生態から対策まで-より
ざっくりとした生態として、長い雌でも14日で成体となり交尾してからの15~24日目に多くは宿主を替える、新たな宿主は羽化後24時間以内が好まれる、但し、外に出たままだと数時間で死んでしまう。この時期は貯蜜の後半から門番、早いもので外勤したてくらい、つまり、多くは内勤なので、群間の水平移動には適さない、にも拘わらず、同じ場所なら2年間で87%、2km離れていても26ヶ月後には寄生された(セイヨウ)、ニホンの場合、4mなら5ヶ月100mなら7ヶ月で水平移動が確認された。。。そもそも外勤の可能性が低い、外勤したとして花で待ち伏せするにしても自分が数時間しか保たない、吸われた花には長居しないのに、それにしては動きが鈍い。盗蜜を可能性として挙げてたが上記の様に高い確率で発生するだろうか? そうすると迷い蜂、働き蜂で平均5%、、無理がある。雄蜂なら平均50%が居候らしい。。水平移動の高い能力(実績)を考えればダニーが狙うのは恐らく雄であろう。そうでなくてはあまりにも確実性が低い。そうでなくても一旦、外に出たら数時間で次に潜り込まなければ死んでしまう。しかも雄は他群の雄と合同で女王を待つDCAに集結する。。狙わない手はない。
ダニーの雌雄は雌が雄の倍らしい、外に出るのは恐らく雌だけじゃなかろうか? これは寿命に依るな、蜂より大幅に長いなら外に出るリスクを負えるけど、大差なければ中で蜂と一蓮托生である。でも、どこにも書かれてない、大した変態もしないのに2週間とは成長が遅い、蜂は3週間で空も飛べるのに。蜂は成虫になって1ヶ月で死ぬ、一応、ダニー2世代は回せるがそうはしないのだろう、書かれてないけど。徘徊蜂を解剖してダニーが残ってるのは結局、皆が出て行かず居座るからと考えられる、雄は交尾後死ぬのかな? いや、多分死なない、しかも複数回できるとすれば、死蜂から出てくるのは雄ばっかな気もする、交尾した雌は出て行くから。
0日蜂が育児域の近くだけに居る訳ではない、内勤中は昼夜が無いから時間と無関係に働く、掃除か育児をしてる0日蜂と接触するには、、、貯蜜係が良いのかなぁ。。カマキリを操るハリガネムシではないので宿主がドコに行くかは宿主任せになる、、これでは狙いの0日蜂に辿り着くには運任せである、なにか良い方法が、、矢張り、育児域で外で決死の覚悟で待ち伏せだろう、、ボキならそうする。そこを狙って駆除できないか、、、
そう、空き巣を防ぎたければ空き巣になれば良い、いや、なった気になって自分ならどうするか考えれば良い、狙い易い家、狙い難い時間帯色々、思い付くだろう。
ダニーになって考える、、どこが一番の弱点か、、ここ突かれると痛いのか、そのためにはダニーにならなければ、なるためにはダニーを知らなければ。。