一昨日発出して野営した群は、昨日の午前中 なかなか営巣先が見つからないのか、悶えている感じでした。 10時頃、旅立ちの時の蜂塊崩壊とは異なった動きを観せてもらいました。 … 下の写真は どんどん蜂鎖が下へ伸びている状態です。
この後 もう少し伸びたところで、鎖は先端部の塊の重さに耐えきれずに破断し、通常の蜂球に戻りました。 … この行動の目的はわかりませんが、物件難でイライラしているのか、あるいは旅立ち前の筋肉解しエクササイズなのか?
この蜂球周辺は別の蜂による羽音がうるさいんです。 犯人は下の写真の赤丸のクマバチさんです。
私が蜂球の前に居る時でも 蜂球の下を通り抜けたりしていて、早く旅立って欲しいようです。 このクマバチさんは普段からよくここの樹にやってきます。 樹液を吸うためです。 … 和蜂の蜂球があると落ち着かないんでしょうね。
この分蜂群は昨日の午後14~16時に 旅立ちました。 私は見送れませんでしたが、クマちゃんが私に代わって見送ってくれたはずです。
昨日は新たな分蜂がありました。 2日前に2回目の分蜂があった柿の木下の元巣群からです。 発出したのはわかりませんでしたが、11時頃柿の木に近づいた時に蜂球を発見しました。 蜂球全体がザワザワしていて、蜂球形成からまだ余り時間が経過していないようでした。
蜂球に顔を近づけ、中を覗いて 『女王様(次女)のご入場はまだかな~?』とつぶやいた瞬間、突然視界の中央に 色艶のいいひときわ大きい個体が出現しました。 〔表面を歩いてきて一時立ち止まったのか、あるいはそこに着地したのかは不明です。〕 いずれにしても女王様は、至近距離に異様な物体を発見して、一瞬たじろいだ後 そそくさと穴を見つけて蜂球内に潜り込んでいきました。 … 下の写真の赤い線が 謁見を許された新女王様が歩かれた軌跡です。
見た目は立派で元気そうな新女王様で、安心しました。 この女王様ご入場の後、蜂球は沈静化しました。
この分蜂群は恐らく野営するだろうと思っていましたが、17時前に蜂球のあった場所を遠目に見たら、“無い(+o+)” ⇒ 駆けつけてみると、下方に移動していました。
当初蜂球が造られたのは、太い枝の端でしたが、40cmほど下方にズレていました。 (前回の蜂球位置より少し上でした) 蜂球移動の理由は、恐らく野営のためだと理解しました。 … 分蜂蜂球の時から、色々なことに対応していますね (^^♪ ⇒ 今朝の時点で さらに15cm下がっていました。