一昨日・昨日と 不調群から貴重な体験をさせてもらっています (^-^;
まずは一昨日、分蜂終了後に巣板下端の齧り落しがされていない2群の内 下端切除を見送っていた【トウロウ群】に対して、蜂数が全く増えていないため、下端切除を決行しました。
先に 最不調の【キンカン群】では、6/17に下端を切除しましたが、特にスムシの侵食は観られず、回復を待っていました。
ところがこの【トウロウ群】では 4段目の巣脾を切り落とすと、スムシの蔓延 (チューブ〔トンネル〕や大きな個体が確認できました。
この後どうすいればいいか?考えた結果、『今 侵食された巣板は撤去すべき! 』、『素手で感触を手掛かりにもぎり取る』 … でもリスクとして毒針を刺されることがありましたが、『無料の毒針アピセラピーを受けられてラッキー!』 と思うことで、実行。 何匹も私の指と巣板に挟まれと思いますが、一度も刺されませんでした (^^♪
1段分(3段目)+αの切除した巣板が以下です。
侵食はさらに続き、2段目もほぼ壊滅状態で、最後の1段目は 天板を付けた状態で天地返しして、中央の侵食部分を取り除きました。 以下の写真は 1段目を裏返して侵食部分を切除した状態です。
⇒ 結局切除した巣板の量は、最初の写真の2.5倍ほどになりました。
尚、作業を通して女王蜂は確認できませんでした。 無王化してしまったのかもしれません。 ちなみに確認できた雄蜂は4匹程度でした。
まだ結果はわかりませんが、今朝下から巣箱内を覗いた写真が以下で、簀の子下の巣板間にわずかな数のちびっ娘がいる状態です。
スムシはどの巣箱にも居るもので、撲滅は不可能です。 ただ蔓延を許してしまうことには、ミツバチ側に何らかの理由がありますから、それに早く気づいて対処しないと、今回のように手遅れになってしまいますね (>_<)