急に盛上げ巣の造巣が活発になって、その上に簀の子を載せた2群(【カリン群】と【カキ群】)の巣箱を覗いてみました。 … 共に簀の子を上に足してしまったので、中の様子が視認しにくいですが、8割程度埋まってきています。
【カリン群】の本巣を取り巻くちびっ娘の状態が以下です。
蜂球下端は3段目下端手前で、盛上げ巣造巣の方にパワーが向けられている感じです。
またもう一つの 【カキ群】では、巣門扉を開けてみると 以下のような状況!
➡ 蜂球下端が4段を超えて 継箱必須? と思ってしまいますが、どうも垂れ下がった蜂塊は手前側だけのようなので、スマホを巣箱奥まで差し込んで撮影しました。 すると、以下のように奥側に縦方向の大きな空洞ができていました。
これは何らかのトラブルという訳ではなく、この過酷な環境下で、ハチミツ製造を頑張っていると理解しています。 昨年別群で逆方向の玄関側に空洞ができていた例と、連日外壁隊が出ていた例から いろいろ学びました。 今回の事例もこれらと同じ理由だと思います。
一部に巣板を造らない場所を設け、そこを空洞化したいときは 邪魔にならない(空間を塞がない)場所にちびっ娘が集まる〔巣箱内がダメなら外壁へ〕ということは、彼女達の作戦に基づいてやっていることだと確信しています。
但し、どの群でも起きる訳ではなく、環境によると思います。 … うちの例では、皆風通しが良くない場所に巣箱がある群です。 ➡ これも納得できます。
また、ちびっ娘達のハチミツ製造を応援する意味で、巣箱上部の気密性を高めていますが、こういう現象が起きるということは、気密性が十分に保たれているということを示していると考えています。