台風がやってくることもあって、昨日 まず今期の初チャージを行って、感触を呼び戻す算段でした。 ➡ 結果は (>_<) … 外出中の11時頃 ゲリラ豪雨に襲われました。 かなりの雨を被ってしまった様でした。 そのままの状態で放置していたところ、熱源は維持されました。 結果には期待していませんでしたが、時間は掛かったものの、最終工程の「蓋掛け」まで辿り着けました。 〔着火が 5:30、蓋掛けが17:30 = 所要時間12Hでした。〕
燻炭づくりで最も重要な仕上げ工程(最後の10~20分間)を紹介します。
①は 上面がほぼ炭化したところで、ごく浅い部分の焦げ残し(ドラム缶の内壁部分)をチェックして、炭化した熱い部分に散らばるようにして、しばし放置します。
次に ②煙突を取り外します。 煙突の周辺部分の燻炭が燻炭器(炉)の空間に落ちます。 一般的には 上部の燻炭を落として 空間を埋めるのですが、私は落とした燻炭の円錐形の山と燻炭器の間に ある程度の隙間がある状態で止めています。 ⇒③ 理由は冷却時間を短縮し、連日稼動できるようにするためです。
最後に ④蓋掛けしておやすみなさい!
昨日は最後の蓋掛け時刻が遅くなってしまったので、少し心配していましたが、先ほどドラム缶の外壁を触ってみると、全面が冷たくなっていて、(今日はやりませんが) 連日稼動は可能です。
また、どうしてもドラム缶内で温度が上がりにくい「底部(特にコーナー部)」や「内壁に接した部分」には 焦げ残りができてしまい 歩留まりを下げてしまいますが、個人が燻炭を作る方法の中では、ドラム缶を使うのが最も歩留まりが高いと思っています。
尚、HCで見かけた市販品のもみ殻燻炭〔50Lで 税込¥1,480〕が以下ですが、以前≒¥900)に対して 5割以上値上がりしてしまっています。
尚、何もまだ猛暑が続く時期から炭焼きしなくても、涼しくなってからでいいのでは? と思われる方もいらっしゃると思いますが、寒くなってくると、内壁に接した部分の焦げ残しが増えたり、全体の炭焼き時間が長くかかったりという弊害があります。