昨日炎天下の中、初対面の方の採蜜のお手伝いをさせて頂きました 事前の情報がほとんど無くチョッピリ不安を持ちながらの採蜜でした。
現場に着いてビックリしたのは巣箱の日差しを遮るものが全く無い!!
2段採蜜と言う事を聞いて居たので何時の入居?かが気になって居たので聞けば入居は2年前で初めての採蜜。内検窓を開けると一部巣落ちした部分もあり思って居たより蜂の数も少なく感じたので1段のみの採蜜を勧めたのですがご本人はもう2段と決めて居るみたいで( ^ω^)・・・
とりあえず準備をし、さあ天板を外しましょうか?とドライバーを用意したら「どうせ2段採るんだからそんなことせんで良い!」と。(これが最後困った結果になったのですが)私も偉そうなこと言えるほどの経験も無く・・天板はそのままで1段目をカット!全て私がやりましたが想像以上にすんなり出来ました!(^^)! 巣箱の周りぐるりとナイフを入れ、後は細いワイヤーですんなり行きました。
昨年実家の巣をカットする時、元先生が「ワイヤーは絶対にNG!」と拒否されたので怖々でしたが絶対コレだ!と個人的には思いました。
写真は2段目のカット中ですが、きれいな蜜がぎっしり詰まって2箱で10kg位?でしょうか。とにかく35℃近い炎天下の作業で、この2段目のカットの前に蜂を下に追いやろうと義弟がドライヤーに代わるものが2台あると言う話だったので期待したら何と!最近若い女性が街中でよく目にする携帯扇風機。オイオイこれかよ(笑)でしたが無いよりはましか!?と仕方なくカットしたものの、容器に巣箱を入れるも暑さで蜜は垂れるは蜂っ子達は蜜で溺れるは・・「スミマセンお水ありますか~!」「何するんじゃい?」とご主人さん「ちょっと溺れている蜂っ子助けたいんで・・」「あんたは優しいんだなあ~」「いやいやそういう問題では無く~!」と言いつつ「良いわ良いわ少々!」の一言で私的には精一杯助けたつもりですがかなりの犠牲者も"(-""-)"
ここからが大変で、1段目の天板付きの巣箱には蜂っ子達が多く残って居て、先にやれば良かったのに後になってしまったから蜜は溶けだすは、蜂っ子は残って居るわで大変!!天板を下にして巣箱の周りを叩くしか方法が無く?それでも半分蜜に濡れた蜂っ子達がゾロゾロと出て来てほとんどは無事巣に返しました!(^^)!
このあとご主人が、「この蜜をどうやって搾るか?先日来考えてるのだが・・」と色々書いた図面?を見せてくれましたが、こんな事も有ろうか!とコック付きのなんとかバケツ2個、ステンレスの二重の濾しザル、三角の目の細かい濾し網も全部車に積んであったので早速降ろし、とりあえず巣板からの切り取り方法や、こうやって上と下の薄い膜?をそぎ落とし真ん中からカットして濾しザルに載せればどんどん垂れますから・・とエラそうに(笑)教えてあげました。(#^.^#) 歯医者の予約があるからと全部車に積んで帰りましたが、案の定まだ巣箱にかなりの蜂っ子達が残って居たみたいで昨日は出来ず、今日やると連絡がありましたが、心配は女王様はまさかその中に・・?です。
昨年実家の採蜜を一度手伝っただけですが、思いのほかスムースに出来て自信にもなりましたが、心配事が二つ、ひとつは女王は無事か?もう一つは給餌の事は一切考えてない様なので困ったなあ!と。採蜜後空箱2段足して来ましたが、残り3段私が持ち上げた時「軽い!」と感じました。
シンプルイズベスト!2年間冬囲いも無く、昨年台風で巣箱が倒れた時も巣落ちも無しで気楽に考えておられる方の様ですが、あのままでの冬越しは難しいのでは?と思います。 もう歳だし、来年の秋には私に譲ってくれる様なお話も頂きましたが(何で秋?)ならば余計に何とかとりあえず冬の食料を確保してあげなくては!と思うのですが、その方の家からから巣箱まで30分、私の所からだと40分はかかります。
「故郷は遠くにありて想うもの」 「巣箱は遠くにあると困るもの」です(笑)
いずれにせよあのままでは越冬は無理と思います、出来る事なら許可を得て私がやるか?持ち主さんと協力してやるか?ですが、給餌するとしたら上からやる予定です、時期、砂糖水の濃さ(1対1か1対2か?)等ご教授お願いします。