家から東方向にトコトコ歩いて、少し上がった所に置かせてもらってるT地の3群。(東群、中央群、西群)
そこも家の裏に居るのと同じく蜂子出ししたり、例え巣門が賑やかそうに見える群でも、出入りは少ないし、花粉の持ち込み無し、時騒ぎも暫く見ていない(これは時間のタイミングも有りますが)・・・と、育児をしてる気配が無かったんです。
内検すると、茶色く変色した巣板が見えてて、随分蜂数が少なくなって来ている。・・・当たり前ですよね、子育てしてないんだから。
そして夏の高温で切り取り出来なかった継箱ですが、今じゃカサカサのスッカラカン!・・・当たり前ですよね。(天気の関係か?)夏に蜜を殆ど集めてない所にオオスズメバチが度々やって来て、篭城せざる終えないんだから。
でも、蜜が沢山有ろうが無かろうが、スムシはお構い無しに猛威を振るう。切り取ったスッカラカンの巣板を見ると、その戦いの形跡が見て取れます。(泣)
記録として・・・まずは10月9日に上段を切り取りました(蜜はありません)。西群から3段と、中央群から2段。10日には東群も3段切り取りました。
そしてそれぞれ翌日に、下側を各1段減箱と同時に巣門箱の入替。毎回の事ですが、小さなスムシの姿が見られます・・・替えて良かった!
その後、グンと軽くなった巣箱の上には他所から持って来た給餌目的の継箱(冷凍済み)を1段ずつ。蜜は少ないですが、可能な限り砂糖は使いたくないので。(今まで使った事ありません)
しかし、そんな大手術をしたせいで、とうとう蜂子出しをやってた東群が逃去。朝、居たのに午後行って見るとすでにもぬけの殻でした。
つくづく思ったのは、そんな大きなストレスを与える事をやる時は、天気や時間を考えるべきだったと。
あの日は気温が高く、天気は晴れ。さわったのも前日夕方に続いて当日の朝。分蜂(今回は逃去)気分にさせる条件が揃っていましたね。
理想だったのはそれと逆で、気温の低い日、曇ってる日、風が強目な日、時間は明るい夕方(蜂が戻れる様)と、そんな条件下だったら天気が良くなるまでに考え直してくれたかも知れないな?とつくづく思った次第です。(実際には分かんないけど)
↓T地中央群大手術後。
↓一番上に載せる給餌用の巣板と、下の巣板とでは流れや向きが違うので、ビースペースとして(?)下段上面を10mm程度そぎ取りました。あとは蜂さんにお任せします。
↓T地西群。