2020年2月9日 日曜日
1月20日に千葉県長生郡一宮町へ行ったのが最後で19日ぶりに行った。
この町に入った所にこの丸洞を2019年の4月に発見している。
この丸洞を見て、こんな処にミツバチが来るんだと、その時は思った。
去年の夏になっても営巣は無かった。無断で設置したようで、地主さんが怒って道路に放り出した。
しかし、結局は地主さんのテリトリーに置き直して、ご丁寧に腐らないようにトタン板の上に置いてある。蓋も傍に置いて、丸洞の持ち主が取に来たら、、どうするのか?
見張っている風でもない。
で、寸法を測った。
高さ65cm 直径28cm~32cm 板厚 5.5cm~8.5cm
持ちやすい様に切り込みがある。持ってみようとしたが、持てなくはないがかなり重い。
天辺の円周に沿って4か所 2本線と3本線が入っている。
これは暑さ対策の排気をしているようだ。
蜜の取り出しできる扉が2段付いている。
穴があけられ棒が埋められている。これは巣落ち防止棒の準備とみる。
対角線上にも穴があり、どうやら十文字を想定している。
巣門は一番したにクサビが入れて有ったので、この金網は空気の取り入れ口か?
ここを巣門として使う事もできる。
上蓋にもスリットが入っている。これも空気の排気とみる。
丸洞の上部にもスリットが入っているので、夏場対策をキチンとしている。
この道具を使っている人は相当のベテランだ。
丸洞から1km位先に極楽トンボの森がある。 赤線の範囲。
撮影したバックおよそ600mの所で知人が2群養蜂している。
そこから分蜂して入居する確率はかなり高い。
山の中腹から掘っ立て小屋を撮影、一応パッシブソーラー実験棟。
カーテンが閉めてあるのは、小鳥が窓ガラスにぶつかるので、、、、
イノシシは岡山辺りで出没したようだが、今日の千葉はなんの痕跡もない。
崖崩れを3年位前に起こしたので、植生が無い。 もっとも私が谷の部分に土盛りして階段を作った所なので、当然の結果。それ以来、山をいじくらない様にしている。
前回もアップしたが、これはカクレミノ。立派なものだ。
花粉 59点 花蜜 64点 花期は6月
下は大網の蜂場のカクレミノ。葉の形が若木と成木では異なってくる。まさしく忍者。
カクレミノは小高木だか上のカクレミノは4年位前に移植したが、その時は下の画像位だった。
下の画像、前にもアップしたが、私の巣箱は前述した丸洞がモデルになっている。
19日前に日干しする為に横蓋を開けておいた。
巣門のサイズは最大6.5mm 最小5.5mm
天井にはサナがあり、底板は引き出しになっていた。その様に作ったのを忘れていた。
初めての巣箱にしては最高のものだ。
横蓋を外して天井のサナを撮影。
正面の横板に隙間が2mm位ある。作業が甘かったが結果は空気がここから排気できる。
サナの隙間はまったく適当で、高さ4cm位の小部屋になる。温度計を置く予定。
ピーススペースのルールとはまったく合っていない。しかしこれでOKと考えている。
どの様に巣板がぶら下がるか見ものだ。
全て点検して、後は時期が来たら蜜蝋を塗って分蜂を待つ!
オオスズメバチが入れる節穴を1個発見。
日本みつばちが入居したくて集まるようにお呪い(おまじない)をかけた。
天井板に蜜蝋を塗るのは、それくらいはかまわないだろう。
キンリョウヘンもルアーも貧乏だから買えない。
日本みつばちは極楽トンボの懐具合を知っているので、無くても良いとのメッセージが先ほど届いた。
600m先に知人が2群養蜂している。
久しぶりに今、知人に電話をした。
蟻酸を使っているせいか分からないがアカリンダニは発症していないとの事。
知人の蜂場はここと茂原市内と他に数カ所あるが、越冬率は50%位との事で原因は分からないらしい。
笹竹を刈りに行ったが余りにも静かで穏やかで風も北山に守られ来ないで、暖かだったから
作業をする気はなくなった。
掘っ建て小屋で、佐々木正巳著 養蜂の科学 P67を読んでいる所。
西洋みつばちに比べ日本みつばちは格段の抵抗性因子を持っているので貴重な遺伝子資源であり、これらを西洋みつばちに導入する事は大きな夢と書かれている。
この本は1994年3月に掛かれたもので、当時の見解となる。
今は2020年、 人類は止まることなく神の領域に入り込んだようだ。
下は部屋の中で死んでいたガです。 この中にスムシの成虫がいるのか?
部屋の中では養蜂していません。(世界のどこかで誰かがやっているらしい)
小屋の入口には今もこの札がかかっている。