我が庭に30年以上前から自生していた自然薯を数日前から掘り出すことにしました。私がここに来て30年経ちますがその時点ですでに、毎年大きく成長していた株がありまして、いつか掘ってやろうと楽しみにしていました。自然薯の味と掘る楽しさに魅せられて30年、これまで掘ってきた中で恐らく最大のものであろうと期待していました。親友が病気になってしまい、精をつけてもらおうと、今こそこいつの出番だと踏み切ったのです。予想していた通り、この自然薯はオバケでした。これが蔓が地面に入る先端部。秋にこの付け根はポロッともげてしまいますので目を付けておきたい蔓が地面に刺さっていく場所には秋の時点で印をしておきます。
周辺にはたくさんの子供たちも。ムカゴから茎が伸びています。これは多分1年生かな
軽く掘ってみると、蔓は1本ではないようです。毎年そこだけは草刈りしないで保護してきましたので、直径30センチくらいの中に育っている蔓には結果的に異なる樹齢が複数存在していました。
深く掘ることがわかっているから、自分が入る面積まで広く掘り始めます。
空中に伸びている蔓の太さでもある程度大きさがわかりますが、地面から40センチくらい掘ると薯の大きさがより具体的にわかってきます。
やはりかなり大きいようです。
すぐ隣に生えているネムノキの根っこが邪魔になるか心配
普通の山芋は天然物でも1本が深く伸びていくのですが、古いものは途中から枝分かれしていきます。横にどれくらい伸びるか予測できないので、うっかり傷つけてしまいます。出来るだけ無傷で途中で折らずに掘り上げることにこだわってしまいます。これですでに深さ1メートルを超えていますが、一体どこまで伸びているのか! 期待が高まります。。。(*´∇`*)