ビービーツリーは、よく優れた蜜源植物として話題に出ます。その、ビービーツリーが優れた蜜源植物である事を前提としての話です。
ビービーツリーは日本に自生していませんが、日本にはよく似た植物のカラスザンショウがあります。共にミカン科で、葉の形や付き方、花や種子、雌雄異株である事など、私には両者はわりあいよく似た所が多いように思えます。また、蜜源植物として見ても、カラスザンショウも優れた蜜源植物であるようです。そこで、この両者をよく見てご存知の方にお聞きしたいのですが、この両者をミツバチの蜜源植物として見た場合、やはりビービーツリーのほうがかなり優れているといえそうなものなのでしょうか。もしこの両者の差があまり大きくないようでしたら、カラスザンショウは元々日本にある植物ですし、山野のどこでも比較的簡単に苗が入手可能なので、苗が比較的高価なビービーツリーの代わりに、どんどんカラスザンショウを優遇して育てて、日本の夏の主要な蜜源としてもいいように思っています。最も、幹に巨大な鋭いトゲが無数にあり、トゲトゲ星人のようなカラスザンショウに比べて、トゲがまったくないビービーツリーのほうが、はるかに扱いやすいのでしょうが。もしこの両者をよく知っている方がいらっしゃれば、蜜源植物として見た両者の比較を教えていただきたく思います。