上手く巣を作らせるには？

投稿日：2014/4/19 22:16

突然のメールで失礼いたします先週４月１２日に蜂球（日本ミツバチ）を確保しました本を読んでいましたので巣箱に投入し今は毎日花粉を持ち帰ってくる蜂を見ているのが楽しくて仕方ありませんですが、大変な事になってしまっていました誰にも相談できず、どうしたらいいのか教えていただけると助かります本日、（４月１９日）巣箱の中をそーっと覗いてみました二段の巣枠式タイプの巣箱に、上の段に巣枠を設置しておりました巣枠は巣門（出入口）より遠い、奥側から半分ほど並べておりましたところが、上蓋をそーっと上げて見ると上蓋に巣を作り始めてしまったのです２段巣箱の上段の箱の、手前側の巣枠の無かった部分上蓋に直接巣作りが始まってしまいましたよく見えませんでしたが、巣枠には巣作りはされていないようです巣門の奥から作り始めると思っておりました・・・今後どうしたらよいのでしょうかこのままにしておいて、巣枠に巣を作り始めるのでしょうか？良きアドバイスをお願い致します

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村の遊び人です。よろしくお願いします。現在ニホンミツバチ巣枠式40群の飼育係をしておりますm(_ _)m 最初から2段の箱を使う必要はありません。蜂群の大きさを見てとても大きいと思えば1段箱の巣枠を巣箱の奥から5枚を抜き取りそこに蜂を入れます。直ぐに抜いた巣枠をゆっくり挿入して蓋をしたら終わりです。勿論、巣礎を2cmでも付けて下さい。巣礎は西洋ミツバチの物でも問題ありません。蜂群が少ない場合は巣枠を10枚入用巣箱であれば5〜6枚入れて蜂を入れますがその時に巣枠の上全体に掛かる様な麻布を広げて載せます。つまり天井板と巣枠の間に麻布がくるようにすれば蜂が天井板に巣を作る事はありません。その後造巣の進捗状況を見て巣枠の挿入、継ぎ箱をすれば良いですよ。

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私達にとって巣箱でも、みつばちにとって永住すべき住居となり得るスペースなのです。ガタゴト微妙に振動する巣枠よりも安定した上蓋を選んだという事でしょう。巣枠式＝洋蜂のイメージで巣枠を半分だけというのは良くあることのようです。研究機関から日本ミツバチの捕獲依頼で送られてくる洋箱の中には3分の1若しくは半分しか巣枠が入っていません。和蜂も洋蜂同様という思いがあるようです。分蜂球を入れる度に出て行ってしまう。巣枠を外してしまうと居着いてくれます。以前巣枠式を試みたとき上段全面に巣枠を入れ、巣枠の溝の部分に2㎝程度の和蜜用巣素を張っていた記憶があります。下段は空で分蜂球を袋で捕獲し投入巣枠式上段を素早く乗せました。それでも和蜜は気ままな蜂ですから意図的に造巣せず、やや斜めにすをかけていました。自然巣を見ても入口の近くから巣をつくるをいうのが普通です。みつばちは何ら悪くありません。自分の意図にそぐわなかったと無理矢理剥がし、逃亡というリスクを承知の上でもう一度入れ直しますか。