投稿日:2014/7/8 14:49
山梨県北杜市白州町で重箱式にて日本ミツバチを育てています。昨年は、厚さ2.5cmの巣箱で越冬出来ました。しかし、今年は1.5cmの重箱が5個あります。日本ミツバチは寒さにも強いと聞いてますが、防寒対策をしようかと考えています。寒い地域でも、薄い板で育てている方いますでしょうか?アドバイスお願いします。
2015/10/13 21:25
日本ミツバチの飼育 防寒対策について
防寒は
①風を防ぐ
②断熱効果の増進
③直射日光や輻射熱を利用して、巣箱の室温を上げる
だと思います。
①については、
雪囲いや、板等で北風を防ぐ遮蔽物を巣箱の周囲に配置する
②については、
発砲スチロール等で覆うという方法もありますが、断熱効果はありますが、巣箱の中に湿気がこもることがあるので、巣箱の底面に敷くだけにしておいた方が良いと思います。
私は最近では、電化製品や割れ物の梱包材、プチプチを使用しています。これなら、安価で上記③の直射日光も妨げません。
少ない群れなら、段ボールやワラで巻くという方法もありますが、雨や雪には弱いようです。、
できれば、上に巻くよりも、断熱効果の高い2.5cm以上の板厚をお勧めします。
③については
今から巣箱の移動は困難だと思いますが、なるべく南に開けた太陽光の降り注ぐ、落葉樹の多い林間の高台を、ハチ場にお勧めします。
柿や梅などの落葉樹の間に巣箱を置けば、夏涼しく冬暖かいこと、うけあいです。
自然に勝るものなし、少数群飼育の場合は、手厚い配慮が可能ですが、多数群飼育でハチ場が数カ所に散在する場合は、巣箱に防寒具を巻いたりするだけで、手間がかかります。できるだけ手間を省き手堅く飼育するなら、板厚を厚くした方が、防寒だけでなく、材料のリサイクル利用も見込めるため結局安価となります。
いつも、みなさんの、お知恵を拝借させていただいています。感謝感激です。(^^)/~~~ 新たな事実や発見を取り入れ、データや経験や勘とすり合わせながら、良い方向...