投稿日:2019/5/2 20:04, 閲覧 2272
田植え作業の最中に、菜の花畑に西洋蜜蜂巣箱を設置して頂いている飼育者(師匠でもあります)が巣箱の状況を内検に来られて、しばし会話しました。
その中で、「女王蜂の産卵能力を1年目が100%とすれば2年目は40~50%だね。」「女王蜂の寿命は3年でも、所詮寿命であって、蜂数を増やし採蜜能力を高めれない。」「分割で新女王を作り出すことが大事で、1年の寿命と見るべきだろう。」・・・と、営利的に「生業:なりわい」とすれば当然な感覚のやり取りをしました。
確かにもっともだけど・・・と思いつつ、本当はどうなんだろうと疑問に感じました。
西洋蜜蜂の書籍や文献などで、女王蜂の寿命は3年が定説になっていると認識しています。日本蜜蜂の女王蜂も同じように寿命が3年でしょうか?
寿命3年=母親群が3年維持できると解釈してしまいますが、実際には産卵能力が徐々に減少していき1年目を100%として、2年目70~80%、3年目40~60%位と下がり、母親群は徐々に活性が低下しながら女王蜂の死に伴い群が消滅すると思っていました。
産卵能力が年齢と共に少なくなることは、蜂数が増加できにくくなり増巣や栄巣、病害虫に対する防御が不十分になる結果を招き、能力を維持できず自然淘汰されるため、3年目でも維持できている母親群はあるのでしょうか?
私達は飼育群の管理を十分にしていませんが、2年目の母親群が越冬し3年目に突入したことはありません。最近の気候変動や蜜源の減少、病害虫の増加(SBVやアカリンダニ)などによって、状況はさらに複雑になっているかも知れません。
女王蜂の更新(譲位)は普通に起こっている様に思いますd(^-^)
それとは別に自然巣の寿命みたいなのがあり、住み替えによりミツバチヘギイタダニの寄生が軽減されている感がありそれに加えてグルーミング行動で被害がないものと考えています。
永らく棲み続けていると言われる自然巣でも実際は4-5年に1度逃去により蜂が居なくなり~スムシが清掃して営巣空間の再生~新たな分蜂群の入居を繰り返してあたかもず~っと住み続けているやに見えるだけだからです。もしそのまま譲位により永続出来るんなら屋根裏などの大きな空間には超巨大な日本みつばち巣があってもよさそうなのに、そんなの見たことも聞いたこともないことからもそう言えると確信しています。
西洋ミツバチ女王の寿命については、昨年秋口に譲位前の母&娘女王の共存を観察しています。前女王が4年目の出来事でした。
2019/5/2 20:36
どじょッこ
島根県
日本蜜蜂に興味を抱いた頃、2006年に地元神社の狛犬土台(石垣)に栄巣していたちびっ娘達が殺虫駆除され、近隣2ヶ所の自然巣も同様に処分されました。 日本蜜蜂でも...
どじょッこ
島根県
日本蜜蜂に興味を抱いた頃、2006年に地元神社の狛犬土台(石垣)に栄巣していたちびっ娘達が殺虫駆除され、近隣2ヶ所の自然巣も同様に処分されました。 日本蜜蜂でも...
ハッチ@宮崎さん こんばんわ。
巣枠式で飼育されていると女王蜂の状況が分かりやすくていいですね。
>女王蜂の更新(譲位)は普通に起こっている様に思いますd(^-^)
巣箱内で起きていることに興味津々ですが、3年ではなくもっと短いのでは?と感じています。
2019/5/2 21:38
ハッチ@宮崎
宮崎県
昭和59年10月4日、人家の壁内に営巣していた日本みつばち群をラングストロス(巣枠入り)巣箱に収容して以来、飼育を継続しています。翌昭和60年の春からは生態比較...
wakaba-どじょっこさん、
私も日本みつばちではより短いと思っています。
2019/5/2 21:41
どじょッこ
島根県
日本蜜蜂に興味を抱いた頃、2006年に地元神社の狛犬土台(石垣)に栄巣していたちびっ娘達が殺虫駆除され、近隣2ヶ所の自然巣も同様に処分されました。 日本蜜蜂でも...
やはりそうかな~と、腑に落ちた感じです。
ありがとうございましたm(_ _)m。
2019/5/2 22:00
ハッチ@宮崎
宮崎県
昭和59年10月4日、人家の壁内に営巣していた日本みつばち群をラングストロス(巣枠入り)巣箱に収容して以来、飼育を継続しています。翌昭和60年の春からは生態比較...
nakayan@静岡さん、巣脾枠を更新していくので蜂群が調子崩さなければずっと大丈夫に思います。
2019/5/2 23:18
ハッチ@宮崎
宮崎県
昭和59年10月4日、人家の壁内に営巣していた日本みつばち群をラングストロス(巣枠入り)巣箱に収容して以来、飼育を継続しています。翌昭和60年の春からは生態比較...
nakayan@静岡さん、女王更新のために複数に人工分蜂させたりしますが同じ巣箱だけが上手くいくかは微妙ですよ。衛生面からも巣箱は定期に同型の控え巣箱と交換しています。
2019/5/2 23:58
ハッチ@宮崎
宮崎県
昭和59年10月4日、人家の壁内に営巣していた日本みつばち群をラングストロス(巣枠入り)巣箱に収容して以来、飼育を継続しています。翌昭和60年の春からは生態比較...
雲さん、採蜜時に西洋ミツバチみたいに巣脾枠を再利用されていますか?
私は巣脾枠を更新することで永続出来ています。
野性下でも何年かに1度逃去するのは巣板更新のため=ミツバチヘギイタダニ害や衛生面での問題解消と考えているからです。
2019/5/3 00:05
どじょッこ
島根県
日本蜜蜂に興味を抱いた頃、2006年に地元神社の狛犬土台(石垣)に栄巣していたちびっ娘達が殺虫駆除され、近隣2ヶ所の自然巣も同様に処分されました。 日本蜜蜂でも...
ハッチ@宮崎さん、nakayan@静岡さん、雲さん おはようございます。
重箱式でしか飼育していないので、いつか巣枠式もやってみようかと考えていましたが、日常の内検や手間と衛生管理が大変に思えてきましたm(_ _)m
2019/5/3 06:36
ハッチ@宮崎
宮崎県
昭和59年10月4日、人家の壁内に営巣していた日本みつばち群をラングストロス(巣枠入り)巣箱に収容して以来、飼育を継続しています。翌昭和60年の春からは生態比較...
wakaba-どじょっこさん、おはようございます(^^)
大変ではなく楽しみと感動が待っていますよ(*^^*)
管理はただ自然巣を手本に手助けするだけです(^^)
2019/5/3 06:48
wakaba-どじょっこさん、私もずっと巣枠式で飼っていると、状況を見て「今この巣は、世代交代が起きているのではないか?」と感ずる事があります。同じ箱を3年間飼育すると、その状態から一度はあり、活動が衰えていた群れが、3週間ほどして世代交代を成功させたと思われると、とても活発な強勢群に変化していく事は、確かにありますね。
でもそれも3年間以上は観察できた事はありません。3年の内に必ずのようにアカリンダニによって消滅されてしまっています。
経験豊富なハッチさんに伺いたいのですが、もしも最高にうまく女王の自然交代が成功し続けた場合、ニホンミツバチで1つの巣枠式が何年ほど継続飼育出来るものでしょうか?
2019/5/2 23:06
ハッチ@宮崎さん、即答ありがとうございました。
巣脾枠の更新がされていれば、かなりの長期間飼育出来るのですね!!
是非同一巣箱で連続5年以上の飼育をしてみたいです。でもその為には、アカリンダニを完全に抑える事の出来る技術の確立が先ですね。
2019/5/2 23:32
雲さん、
>巣枠式でも3年使っているとスムシが大量発生してしまいますね。
これは、そうとばかりは言えない気がします。 私の巣枠式は、3年経過してもスムシは大したことは無かったのですが、アカリンダニにやられてしまいました。
2019/5/3 22:39
雲海
静岡県
10年ほど前に日本蜜蜂、西洋蜜蜂を飼い始め失敗の連続、8年前、一時は1個の箱から日本蜜蜂8群取り込めましたが、5年前にスムシ&幼虫捨て病、アカリンダニなどの影響...
nakayan@静岡さん
巣枠式でも3年使っているとスムシが大量発生してしまいますね。
今年からは、やり方を変えて、スムシを一切出さない方向で行うことにしました。
2019/5/2 23:58
雲海
静岡県
10年ほど前に日本蜜蜂、西洋蜜蜂を飼い始め失敗の連続、8年前、一時は1個の箱から日本蜜蜂8群取り込めましたが、5年前にスムシ&幼虫捨て病、アカリンダニなどの影響...
ハッチ@宮崎さん
ご教授ありがとうございます。
次回からそのようにしてみます。
2019/5/3 07:03
雲海
静岡県
10年ほど前に日本蜜蜂、西洋蜜蜂を飼い始め失敗の連続、8年前、一時は1個の箱から日本蜜蜂8群取り込めましたが、5年前にスムシ&幼虫捨て病、アカリンダニなどの影響...
nakayan@静岡さん
今では、一度使った巣枠は1週間冷凍庫に入れてから使ってます。
2019/5/4 17:56
雲海
静岡県
10年ほど前に日本蜜蜂、西洋蜜蜂を飼い始め失敗の連続、8年前、一時は1個の箱から日本蜜蜂8群取り込めましたが、5年前にスムシ&幼虫捨て病、アカリンダニなどの影響...
ハッチ@宮崎さん
最近は、冷凍庫に入れてから使ってます。
2019/5/4 17:58
ハッチ@宮崎
宮崎県
昭和59年10月4日、人家の壁内に営巣していた日本みつばち群をラングストロス(巣枠入り)巣箱に収容して以来、飼育を継続しています。翌昭和60年の春からは生態比較...
nakayan@静岡
静岡県
本格的に始めたのは2015年からですが、13年の9月に柿の木の蜂球を見つけて角洞に飼い始めましたが年を越せずに消滅しました。14年に金稜辺を二鉢購入し翌年から本...
nakayan@静岡
静岡県
本格的に始めたのは2015年からですが、13年の9月に柿の木の蜂球を見つけて角洞に飼い始めましたが年を越せずに消滅しました。14年に金稜辺を二鉢購入し翌年から本...
nakayan@静岡
静岡県
本格的に始めたのは2015年からですが、13年の9月に柿の木の蜂球を見つけて角洞に飼い始めましたが年を越せずに消滅しました。14年に金稜辺を二鉢購入し翌年から本...